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ブリヂストン VIQ DEEP(2008年モデル)

打ってみると?

試打クラブは9.5度のS。長さは45インチで、クラブ重量が305.3g。バランスはD1.5。(ヒールエンド法で計測)。硬さの目安となる振動数は242cpm。アフターマーケットのSシャフトと比較すると軟らかめの設定だが、トルクが少ないのが特徴だ。ワッグルすると手元から中間部分が大きめにクイっとしなる。

フェースが分厚い分だけ高めにティアップして打ってみると・・・1発目から抑えが効いた低スピン弾道。重心位置が浅めで低いのが影響しているのだろう。フェース中央やや上で捕らえると、打ち出し角度が12度前後でスピン量は2000~2600回転。ヘッドスピード45m/sぐらいだと吹き上がる感じはなく、何発打っても放物線弾道。やや低めの弾道でキャリーとランで飛距離を稼げる。試しにフェースのトウ寄り上側で打ってみたらスピン量が1800回転を下回り、ドロップ気味の球になって、キャリーが出づらくなった。

メーカーの意図通り、ノーマルの「V-iQ」よりも明らかに低スピン弾道が打ちやすい。ヘッドスピードが遅めでスピンが少ない人には球が上がりづらい怖さもあるが、吹け上がりに悩むハードヒッターが手にすれば、イメージ通り飛距離を稼げる。

インパクト音は「カキーン」ではなく「スパーン」。ノーマルの「V-iQ」に比べると抑えた音で、球離れもやや遅めだ。スイートエリアは見た目よりも広め。ノーマル「V-iQ」との差をあまり感じなかった。

クラブを計測してみると?

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