テーラーメイド
ヘッドがブラックになりカラーが一新!高慣性モーメントで安定した弾道を
発売日:2008/04 オープンプライス
大ヒットしたバーナードライバーのリニューアルモデルとして登場したのが、この「ツアーバーナー」。前作同様、ノーマルとTPの2本立てとなっているが、まず目を引くのがヘッド形状同社の「r7 CGB MAX」同様、ヘッドはおむすびのような三角形。文字にするとかなり個性的なドライバーになるが、アドレスすると以外なほど違和感がない。クラウン後方も2段構造とかなり個性的だが、全体のバランスが良いのだろう。オーソドックスな形状を好むゴルファーにも構えやすく仕上がっている。
そして、目を引くのがソールデザイン。頭文字の「B」には鮮やかな赤色。そして炎を表すグラフィックは黄色。拍子抜けするぐらいシンプルなソールと「ど派手」なロゴのマッチングは、ゴルファーの所有欲を心憎いぐらいくすぐる。そして、艶深いブラック仕上げのヘッドは高級感も上手く演出している。
スペックに目を転じると、アスリート向けモデルあって、ノーマル、TPともかなり上級者的な色合いが強い。アドレスするとどちらもフェースがやや開いており(ノーマルがオープン1.5度、TPがオープン2度)。スライサーには捕まらない恐さがあるが、フッカーには「捕まり過ぎない」イメージが強く出る仕上がり。リアルロフト(※1)の設定も多すぎず、ノーマルが10.75度で、TPが10度というもの。
ノーマル、TPとも日本仕様のシャフトが装着されているが、ワッグルするとどちらもしなり量は控えめ。スペックを見る限り、これはもう典型的なアスリート向けドライバーだ。見た目通りフッカーに相性がいいのかどうか、飛距離性能についてもじっくりテストしてみたい。