PING K15ドライバー
打ってみると?
試打クラブはロフト10.5度。シャフトは三菱レイヨンのバサラ グリフィン。Sシャフトなので50g台が装着。10.5度表示でリアルロフトは13.5度。フェースアングルは+2.5度。アドレスするとドライバーというよりは巨大な3W。ロフトが多く感じ、そしてフェースがかなり左を向いている。
シャフトもSにしては軟らかめの設定。Sだが、中間部分から先端側が大きくしなる。振動数は251cpm。クラブ重量は306.9gでバランスはD3.5。長さはメーカー値が45.75インチで実測が45.25インチ(ヒールエンド計測)。
シャフトの硬さに合せて軽めにスイングすると・・・「カキーン」と迫力満点の金属音。「高反発ドライバーなの?」という派手な音とともにボールは高く打ち出され、そしてドローがかかりながら、ネットに突き刺さる。フックフェースの影響だけでなく、インパクトゾーンでヘッドがオートマチックに返る感じが手に伝わる。ヘッドだけでなく、シャフトでも球をつかまえやすい。投影面積の大きさを考えると、つかまりは非常にいい。スライサーでもドローが打ちやすく仕上がっている。
ヘッドスピードを43m/sぐらいで弾道計測するとスピン量は多すぎず、少なすぎず。芯を喰った時で2600~2800回転。打ち出しはかなり高い。リアルロフトが多いのに加え、インパクトゾーンでヘッドがアッパーに動きやすい。パワーヒッターが使うと吹け上がる怖さがあるが、ヘッドスピードが40m/s以下でも高弾道が打てるだろう。
スイートエリアも見た目通り広く、芯を外してもヘッドがブレにくい。ミート率が悪いゴルファーにとっては、飛距離、方向性を安定させやすい。標準装着のバサラ グリフィンは先のしなりが大きく、しなり戻りのスピードはスピーディ。インパクトゾーンでヘッドがアッパーに動きやすいタイプだ。「K15」は見た目通り、高弾道ドローが非常に打ちやすいドライバー。3W並みにつかまりが良く、高い球を打ちたいゴルファーにはやさしく飛距離が稼げるドライバーだ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー