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タイトリスト 910D2ドライバー

打ってみると?

試打クラブは9.5度のS。シャフトは純正の「タイトリスト・モトーレ5.5」リアルロフトはノーマルポジション(A-1)で10.75度。フェースの向きは-0.5度。ヘッドが大型なのでシャローフェースに見えるが、実際は約55ミリ。それほど薄べったくはない。またフェースは面長なので、重心距離は長めな感じがする。

シャフトはワッグルすると中間部分がグイッとやや大きめにしなる。振動数は251cpm。アスリート向けのドライバーにしてはやや軟らかめの設定だ。長さはヒールエンド計測で、45インチ(メーカー公称値は45.25インチ)。クラブ重量は309.5グラムでバランスはD3となっている。

アイアンでウォームアップして、910D2に持ち替えて打ってみると・・・スパーンと軽めの金属音とともに高めの弾道。途中からボールがフワッと高く上がる。ストレートボールを意識してスイングすると、ほんの少しフェード弾道。重心距離の長さが影響しているのだろう。ダウンからインパクトにかけては、ヘッドがゆったり返る。ボールが捕まりきらないのは、ややオープンフェースなのが影響しているようだ。

その証拠にフックフェースに調整して打ってみると、今度は軽いドロー。捕まりが少し良くなった。ヘッドの挙動がニュートラルなのでフェースの向きで球筋が変わってくれる。ちなみに、フェードが打ちやすい設定すると、フェースの向きは2度オープン。こちらも見た目通りで、インパクトでフェースが開きやすく、小細工なしで打つと強めのフェード弾道。わざとインからあおって打っても引っかかりづらくなった。調整すると見た目通りに球筋が変わるのが、スライサーよりもフッカーの方が弾道調整機能の恩恵を強く受けられそうだ。スイートエリアは見た目通り広く、特に打点の左右のブレに強いタイプだ。

意外だったのがスピン量。シャローバックで低重心なりやすい形状だが、実際に打つとスピンはそれほど減らない。フェース中央で捕えると、スピン量は2800~3200回転とやや多めだ。ランで飛ばすことよりも、安定したキャリーを確保しやすい。ちなみにフェース上部で捕らえると、スピンが2200~2600回転ぐらいまで減り、放物線弾道で飛距離を稼げた。

純正シャフトの「タイトリスト・モトーレ5.5」は切り返しでは、シャフトの中間部分がグイッと大きめにしなり、ダウンからインパクトにかけてゆっくりしなり戻る。中間部分が軟らかい、典型的な中調子の粘り系。ヘッドを走らせることよりも、タイミングが取りやすい。

タイトというとハードなイメージをもたれがちだが、実際に打ってみると高めの弾道で安定したキャリーが出やすい。非力な人には重さが少しネックになるが、逆に、ある程度のパワーがあれば100が切れない人でも「やさしく」使いこなせるぐらいミスに強いドライバーだ。ヘッドの挙動がニュートラル。オープンの度合いを大きく調整できることを考えると、スライサーよりもフッカーと相性良く仕上がっているドライバーだ。

クラブを計測してみると?
タイトリスト
深・低重心のタイトリスト
発売日:2010/11 オープンプライス

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