テーラーメイド
進化を遂げた3Dチューニングドライバー
発売日:2012/02/24 オープンプライス
斬新な白ヘッドで登場したR11。その2代目となるのがR11S。前作同様、ヘッド色は目に鮮やかなホワイトだ。R11Sも弾道調整機能(可変機能)が満載で、ヘッド重量配分調整、シャフト脱着による可変機能、そして、可変のソールプレートが付いている。R11ではソールプレートの調整(フェース向き調整)は3段階だったが、R11Sでは5段階に増えた。これにより3Sチューニングで1本80通りのセッティングが可能になっている。
体積はR11が440CCなのに対して、R11Sは460CC。20CC体積が増したことでヘッドが奥行き方向に拡大。投影面積が増し、R11によりもやさしく感じる。それでいてフェースはそれほど面長になっていない。重心距離を長くしたくない意図が読み取れる。
フェースの厚みは59ミリ。R11よりも1ミリほど薄い。投影面積が大きくなったこともあって、R11に比べると数値以上にフェースがシャローに見える。アスリート向けモデルだが、ハードな印象を弱めようとする意図が強く感じられる。ソールのデザインはモデルチェンジによってデコラティブ、メカニカルな感じが増した。
前作以上に調整機能満載のR11S。クラブで重要なのはノーマルポジションでのヘッドの挙動。そして弾道。ヘッド本来が持っているニュートラルなスペックはどんなものなのかじっくりテストしてみたいと思う。