本間ゴルフ TW727 460 ドライバー
打ってみると?(弾道は)
試打クラブは9.5度。シャフトは純正のVIZARD YC65のS。アドレスするとフェースがピシッと目標を向く。スクエア感が非常に強い。ワッグルすると手元がわずかにしなるが、全体的に硬めだ。メーカーコンセプト通り、ヘッドもシャフトもアスリートが好むセッティングだ。フェース角は-1度でリアルロフト角は10度。クラブ重量は314.8gでバランスはD2。硬さの目安となる振動数は266cpmとなっている。
アイアンをじっくりウォームアップしてから、“TW727 460 ドライバー”に持ち替えて、最初からしっかり振ってみた。「スパン」と乾いた金属音とともにボールが鋭く前に突き進む。ヘッドスピードが46m/s前後で打つと、心地良い感触が手に伝わる。いい感じで捕えるとストレートから軽いドロー弾道だ。アスリートモデルだが見た目よりも捕まりがいい。
弾道計測すると、スピン量が2200~2600回転。ディープフェースの影響もあって、フェースの少し上側で捕えやすい。重心が深そうに見えるドライバーだが、吹き上がりが少なく、低スピン弾道で飛距離を稼げた。アスリートモデルにしてはやさしそうだが、打つとスピンが抑えた強い弾道がオートマチックに打てる。ただし、軽く振って飛ばせるドライバーではない。前作同様、叩けば叩くほど飛距離を稼げるドライバーである。
試打して印象に残ったのが純正シャフトのVIZARD YS65。Sシャフトとは思えないほど骨太で、軽く振ることをシャフトが許してくれない。このシャフトを使いこなすには、最低でもヘッドスピードは45m/s以上必要だ。切り返しで手元側がわずかにしなり、インパクトゾーンでは鋭くしなり戻る。弾き感も実に心地良い。シャフトの中間部分がしっかりしている中調子で、シャフト全体で力強くインパクトを迎えられる。
TW727 460 ドライバーはヘッドが大きくて安心感がありつつ、叩けば叩くほど力強い弾道で飛距離を稼げる。そして、ツアーワールドの中では捕まりがいい。やさしさを求めつつ、ドロー弾道で飛距離もしっかり稼ぎたい中・上級者と相性がいいドライバーである。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー