シャフトの特性をズバリ

全体がムチのようにしなり、先端のしなり戻りで、ボールを捕まえてくれる

USTマミヤの主力ブランドであるアッタス。今回試打するMagicalATTAS（マジカルアッタス）はアッタスのネーミングが付いているが、従来モデルとは設計コンセプトが大きく異なる。

マジカルアッタスの最大の特徴は「軽さ」で、重量は34gとアッタス史上最軽量。とことん軽さを追求したシャフトだ。
カラーリングは手元側が濃いワインレッドで中間から先端にかけては淡いブルー。高級感を演出することよりも、ポップで軽快な印象をアピールしたデザインだ。

メーカー側の資料によると…「ストレート層に高強度の新素材を採用することでシャフトの暴れを防ぎ、方向性を安定。また新設計により、バイヤス層に従来のシートよりも繊維量の多い材料を使用する事が可能になり、最適なトルクを実現した」とアピールしている。

さらに「フープ層を多積化することで、スイング中のつぶれ強度を向上。最適なトルクと相まって、軽量シャフトにありがちなインパクト時のパワーロスを防ぐ」そうだ。

重量帯は30g台だけで、硬さもワンフレックスのみとなっている。
今回は非常に軽いシャフトなので46インチで試打クラブを組み上げた。超軽量シャフトはヘッドスピードを上げるのに有利だが、振りやすさはどうなのか？ どんな弾道が出やすいのか？ じっくりテストしてみたい。（※長さは60度法計測値）