ダンロップ スリクソン Z565 アイアン
打ってみると?(弾道は)
試打クラブシャフトは、軽量スチールの「日本シャフト N.S.PRO 980GH DST」(ダンロップオリジナル)。硬さはSフレックス。ワッグルすると、手元がしっかりしており、中間がクッと小さめにしなる。
まずは9番から打ってみた。「ビシッ」というアイアンらしい厚い手応えとともに、ボールは高く飛び出した。弾道は高く、スピンもしっかり効いている。ソール幅が広く、バウンス角も強いのだが、抜けがすこぶるいい。
次に7番を打ってみると、こちらも手応えが厚くソールの抜けがいい。メーカーの意図通り、ミスの許容範囲もそれなりに広く、打点が多少ブレても距離が安定している。
弾道計測してみると、打ち出し角が18.5~19.5度で、スピン量は5600~6300回転。スピンがしっかり入って、グリーンに止まる球が打ちやすい。
続いて5番を打ってみると、ロフト角(24度)よりもボールが上がりやすい。深低重心の効果で、イメージ通りのキャリーが出やすい。重心が深いので、ミスの許容範囲は見た目よりも大きく感じる。
印象に残ったのが操作性の高さだ。ヘッドはやや大きめだが、重心距離はそれほど長くない。インサイドからヘッドを入れるとドロー、ややアウトサイドからカットに入れると、イメージ通りのフェードが打てる。ポケットキャビティ構造であるが、ヘッドの操作性の高さを感じる。
ミスにも適度に強く、ボールが上がりやすい。前作に比べると操作性がアップし、弾道が打ち分けやすくなっている。やさしさと操作性の両立を求める中・上級者にとって、大いに期待に応えてくれるアイアンだ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー