プロギア RS 2017 ドライバー
打ってみると?(弾道は)
試打クラブのロフト角は9.5度、シャフトは純正の「M-43」でSフレックス相当。素振りをしてみると、シャフトの手元はしっかりしていて、中間から先端にしなりのポイントがあることが確認できる。
さっそく打ってみると、「シュパーン」とやや高めの金属音、強い弾き感とともにボールは鋭く飛び出した。やや強めのドロー弾道。一発目からつかまりがいい球が打てたのは、重心距離が短めなのに加え、重心が深くて重心アングルが大きいからだろう。ダウンスイング後半からインパクトにかけては、ヘッドがオートマチックに返る。真っすぐ飛ばすことよりも、ドローが打ちやすいドライバーである。
ヘッドスピードを46m/s前後に上げて弾道計測してみると、打出し角は12.5~13.5度でスピン量は2400~2800回転。意図的にフェースの上側で捉えると、スピン量は2200~2400回転となり、キャリーとランで稼げる弾道になった。際立って低重心という感じではないが、フェースが適度にディープなので、低スピン弾道が打ちやすく仕上がっている。
純正シャフトは手元がしっかりしていて、中間部分がしなる中調子。ダウンからインパクトにかけてはスピーディーにしなり戻る。先端も動くタイプなので、シャフトでもつかまった球が打ちやすくなっている。
前作もつかまりが良かったが、今回はさらにそれがアップしている。モデルチェンジで重心距離が少し短くなったため、操作性も少し上がっている。
クラブでスライスの度合いを軽減させたいゴルファー、ドロー弾道で飛距離を稼ぎたいゴルファーにとっては、イメージ通りの弾道が打ちやすく、かつ飛距離アップを狙えるドライバーである。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー