テーラーメイド
トウ・ヒール側に大きく重量配分
発売日:2018/02/16 参考価格: 38,880円
テーラーメイドの主力ブランドであるMシリーズ。3代目となってネーミングが変わり「M3」と「M4」がリリースされた。今回試打するのは、重心調整機能が省かれたシンプルな構造の「M4 フェアウェイウッド」だ。
試打クラブは表示ロフト角15度の3Wで、ヘッド体積は176㏄。3Wとしては投影面積が大きいので、ミスに対する安心感があり、直進性が高い弾道をイメージしやすい。
クラウン部分はドライバーと同じく、シルバーとブラックのツートン仕上げ。シルバー部分はステンレス素材で、ブラック部分はカーボン素材、フェースには反発に優れたC300が採用されている。
全体的なシェイプはフェアウェイウッドらしい丸型形状で、重心を深くしたい意図がうかがえる。ヘッド内部は、トウ側とヒール側にウェイトが埋め込まれており、これにより慣性モーメントの拡大を狙っている。
ドライバーと同じく、ソールの前側にはスピードポケットと呼ばれる大きなリブ(溝)が配される。これにより、フェース下部に当たってもヘッドがぶれにくく、バックスピンの低減、ボール初速のアップを図っている。
モデルチェンジでカラーリングがガラリと変わった「M4 フェアウェイウッド」。どんな弾道が出やすいのか?飛距離性能はどうなのか?ミスには強いのか?じっくりとテストしてみたい。