マーク金井の試打インプレッション

構えやすく打ちやすいぶっ飛び系「ヤマハ インプレス UD+2 アイアン」

2018/11/20 05:00

クラブを計測してみると?

試打クラブの振動数は274cpm。超軽量スチール「ゼロス7」も選ぶことができる

完全なストロングロフト設計で、5番アイアンのロフト角が22度、以下、6番が24度、7番が26度、8番が29度、9番が33度、そしてPWが38度。AWは43度、ASが49度、SWが55度となっている。

5、6、7番のロフトピッチは2度と差が少ないので、距離の打ち分けをするには、それなりの技術が求められる。

ロフトピッチは2度、3度、4度、5度、6度と、下の番手になるほど広がっており、飛距離差も下の番手になるほど広がる設計がなされている。

7番アイアンを計測すると、長さは38インチで通常のアイアンよりも1インチほど長い。5番からAWは、1番手下がる(上がる)ごとに、0.5インチ短く(長く)なる。

純正シャフト「MX-519i」は、7番で重量が45グラムと非常に軽い。同じく純正のスチールシャフトは日本シャフトの「NSプロ ゼロス7」で、フレックスはSとなる。こちらもスチールとしては重量が77.5グラムと非常に軽い。

「MX-519i」でのクラブ総重量は353グラムで、バランスはC9(いずれの数値ともメーカー公表値)。

ライ角は7番で61.25度とややフラットだが、一般的なものよりクラブが1インチ長いため、数値は平均的。番手毎にフェース素材が異なっているが、ボディはいずれも鍛造構造となっている。

クラブ測定データ

シャフトMX-519i(SR)
ロフト(度)26
リアルロフト(度)26
ライ角(度)61.25
フェース角(度)-
長さ(インチ)38
振動数(cpm)274
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ヤマハ
やさしく高弾道でグリーンを狙える
発売日:2018/10/05 参考価格: 103,680円