藤倉コンポジット
発売日:2019/09/05 参考価格: 43,200円
国内女子ツアー使用率No.1を誇る藤倉コンポジット「スピーダー エボリューション 6(以下エボ6)」。「全英女子オープン」を制した渋野日向子も使用している注目のシャフトだが、果たしてアマチュアゴルファーにとってどのようなモデルなのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。
試打者はドライバーのHS30m/s台の女子プロ・西川みさと、40m/s台のクラブフィッター・筒康博、50m/s台のYouTuber・万振りマンの3人。使用ヘッドはテーラーメイド「M6 ドライバー」でロフト角は9度。スペックは西川が「569」の硬さR、筒が「569」の硬さS、万振りマンが「661」の硬さSを使用。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。
「ちょっと球をつかまえにいくタイプ」と感想を述べたのは西川。「これまでの『スピーダー』シリーズは勝手に球がつかまっていたが、『エボ6』の印象はちょっと違った」と語る。筒も「従来の“飛び系”というエッジが利いたモデルとは一線を画すバランス型にシフト」と同様の変化に言及。一方で万振りマンは「これまで同様に振らずに振ってくれるシャフトなので、振りにいくと球が散らばる」と、シリーズ全体の違和感を口にした。
それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。