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クラブは“顔”が命! 2019秋の最新ドライバーを見比べ隊

2019/11/19 11:45

一目惚れする1Wは? 新作8本を並べて解説

2019年8月末以降の発売済み&12月発売予定の8モデル

ゼクシオ、JGR、RMX… と国産ブランドの話題作が目白押しとなった今秋のドライバー市場。テクノロジーも打感も重要だが、とりあえず見た目の“顔”をチェックしたい! という声に応えるべく、最新モデル8本をクラブ設計家・松尾好員氏の解説付きでズラーっと並べてみた。第一印象からあなた好みの本命候補を探してみよう。

つかまり感マシマシ「ゼクシオ イレブン」

ヘッド体積:460cc、ライ角:59度、価格:8万円+税

ダンロップ「ゼクシオ イレブン ドライバー」は、これまでの「ゼクシオ」シリーズと比べて形状が丸くなり、球のつかまりやすさを演出しています。フェース角は従来同様の強めのフックですが、ライ角がアップライトになり、つかまり感がより増した印象。スライサーにはもってこいの“新生ゼクシオ”という顔に仕上がっています。

形状はまさに兄弟「ゼクシオ エックス」

ヘッド体積:460cc、ライ角:59度、価格:8万円+税

ダンロップ「ゼクシオ エックス ドライバー」は、「イレブン」より少しディープフェースですが、丸みのある輪郭とアップライトなライ角は、同シリーズで統一感があります。黒カラーで締まって見え、後方部の転写シールによる視覚効果も相まって、ひと回り小さく見えます。フックフェースが抑えめな点も違いを出している部分です。

横幅の広い三角形「XP-1」

ヘッド体積:460cc、ライ角:59.5度、価格:7万5000円+税

本間ゴルフ「ツアーワールド XP-1 ドライバー」はヘッドの横幅を広くすることで投影面積を大きくして、安心感を持たせ、やさしく打てるイメージを出しています。横幅が広いので全体的にやや三角形のように見えますが、2~3時方向の張り出し感でトウ側にボリューム感を出し、つかまりすぎないイメージを持たせています。

女子プロ好みの顔「JGR」

ヘッド体積:460cc、ライ角:59度、価格:6万8000円+税

ブリヂストン「ツアーB JGR ドライバー」は、オーソドックスな形状で、重心は深くありません。アップライトなライ角とフックフェースにより、ドロー弾道をイメージしやすい設計。球をつかまえにいくタイプが多い女子プロの中で、使用率が高いことも頷けます。持ち球がドローで、自らつかまえにいくゴルファーに最適なモデルです。

注目はグースネック「NEW egg 5500」

ヘッド体積:460cc、ライ角:59.5度、価格:7万5000円+税

プロギア「NEW egg 5500 ドライバー」は、ヘッドの横幅が広く、深重心&高慣性モーメントを狙ったモデルといえます。丸型の輪郭とスクエアフェースが特徴。注目はグースネック(シャフトに対してフェースを後方にセット)にして、高慣性モーメントのヘッドでも球をつかまえることも考慮した構造になっている点です。

強烈なシャローバック「RMX 120」

ヘッド体積:455cc、ライ角:59度、価格:7万5000円+税

ヤマハ「RMX 120 ドライバー」は、プロモデルとしてはかなり強烈なシャローバック(後方が低い)形状となっており、インパクト時のアッパーブロー軌道をイメージしやすい設計となっています。フェースのトウ側に上下の厚みを持たせ、ヒール側を低くすることでアップライト感が強調され、つかまり感を持たせています。

緻密な設計の異形状ヘッド「RMX 220」

ヘッド体積:460cc、ライ角:60度、価格:7万5000円+税

ヤマハ「RMX 220 ドライバー」は、かなり挑戦的な形状のヘッドといえます。横幅が非常に広く、慣性モーメントを目いっぱい高めようとしているのがうかがえます。オートマチックに動く異形状的ヘッドを、アップライトなライ角、フックフェース、グースネックの3要素を加えて、球のつかまり感を持てる設計に仕上げています。

構えやすい現代プロモデル「オノフ 黒」

ヘッド体積:460cc、ライ角:57度、価格:7万7000円+税

グローブライド「オノフ ドライバー 黒」は、オーソドックな形状とスクエアフェースで、構えやすさとヘッドの操作性の良さが感じられます。操作感を重視する女子プロの使用者が多いことも納得できます。輪郭に丸みを持たせ、少しやさしさを感じさせる印象にもなっており、“現代プロモデルの王道”といった雰囲気が出ています。

投影面積&操作性でグラフ化

※面積・操作性ともに自社調べ

今回の8本を投影面積(縦軸)と操作性(横軸)でグラフ化。単純に「投影面積」が大きければ、構えた時の安心感に。逆に小さければ、操作性の高さにつながる。「操作性」はさまざまな要素が含まれるが、慣性モーメントの数値と操作イメージの出しやすさで記載。最新ドライバーの購入を考える際に参考にしていただきたい。

■ 松尾好員(まつお・よしかず) プロフィール

神戸大学工学部卒業後、住友ゴム(ダンロップ)に入社し、クラブの設計開発に携わる。世界4大メジャーで最も多くの選手にクラブを提供した日本人クラブデザイナーとして知られる。現在ジャイロスポーツを主宰。

クラブは“顔”が命! 記事一覧

プロギア
ゾッとするほど、やさしく、飛ばす
発売日:2019/09/13 参考価格: 81,000円
本間ゴルフ
発売日:2019/09/20 参考価格: 81,000円
ヤマハ
曲がらず安心して叩ける
発売日:2019/09/06
ヤマハ
ルール上限に迫る大慣性モーメントで曲がらない
発売日:2019/09/06 参考価格: 81,000円
ダンロップ
新発想「飛びのパワーポジション」で飛ばす
発売日:2019/12/07 参考価格: 88,000円
ダンロップ
新発想「飛びのパワーポジション」で飛ばす
発売日:2019/12/07 参考価格: 88,000円
ブリヂストン
発売日:2019/09/13 参考価格: 73,440円
グローブライド
進化した飛びと黒史上最大のやさしさ
発売日:2019/08/31