謎多き「ステルス」の計測データにお手上げ? ~ミタナラバコウタロウ~

ミタナラバコウタロウ ステルスシリーズ
話題の「ステルス」シリーズ。ヘッドデータを計測して判明したことは!?

ゴルフレッスンスクール「ゴルフテック(GOLFTEC)」の三田貴史コーチ(ミタ)と吉田幸太郎コーチ(コウタロウ)が、話題の最新クラブを“忖度なし”で解説する動画コンテンツ『ミタナラバコウタロウ』。今回は、2月4日に発売されたテーラーメイド「ステルス」シリーズを取り上げる。慣性モーメント値(MOI)と重心位置を計測し、ヘッド性能の分析を試みた三田コーチだが、「もう分からない。物理…」と困惑を隠せなかった理由とは?

カーボンウッドは「まだ謎が多い」

三田コーチを悩ませるのは、実際の試打データと、独自に調べたヘッドの計測値に、これまでの常識を覆す傾向が出ているためだ。

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一般的に、バックスピン量が多くて高く上がりやすいクラブは、ヘッド挙動を安定させるMOI値が高い傾向にある。三田コーチも「ステルス」シリーズに同様のイメージを抱いていたが、実際の計測では3タイプいずれも「(前作SIM2シリーズと比べて)ぜんぶ下がっていた」という。吉田コーチも「ウソでしょ?」と驚きの表情だ。

メーカーが貸し出す試打用クラブだけに分解するわけにもいかず、「まだ謎が多いんですよ」と三田コーチ。内部構造を知りたくてウズウズしている様子だった。

3タイプの重心位置は?

続いて、3タイプそれぞれの重心位置の解説へ。ドロー仕様の「ステルス HD ドライバー」はセンターから1.5mmトウ寄りとドローバイアスとは逆の傾向ながら、「バックスピンが入る分つかまりやすくはなっていると思う」と予想する。スタンダードの「ステルス ドライバー」はセンターから1mmヒール寄りの設定。前作「SIM2 MAX ドライバー」(3mmトウ寄り)と比べてつかまりやすい構造になっているという。「ステルス プラス ドライバー」は、可変ウエートがニュートラルな状態でフェース中心の位置。「これまでテーラーさんのクラブはトウ寄りに入っていたので、それが合っていた人は、少し左に行く感じはあるかもしれない」と推測した。

一方で、いずれも抑えめのMOI値とは思えない性能に、謎はますます深まるばかり。三田コーチは「フェースのブレにくさも守られている印象。もうちょっと勉強しなければいけない。すみません」と白旗を上げた。動画では3タイプのMOI値を紹介しながら詳しく解説しているので、クラブを選ぶ際の参考にしてほしい。

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ステルス買う前には必ず見ましょう!慣性モーメントとCOGの数値大公開!

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