Lesson.32 スライス徹底矯正! その2

体は回せばいいというものではない

体は回せばいいというものではない

スライスの原因は、インパクトでフェース面が開くからです。フェース面が開く原因のひとつとして、フィニッシュで体を回し過ぎることが考えられます。よく、フォローを大きくとか、フィニッシュまで振り切ることが大事とかいった表現をしますが、それを過剰に意識することで、体を回すことだけを考えてしまう。結果、ヘッドの動きの管理ができず、振り遅れて、フェース面が開いてしまうのです。

胸が開き過ぎないフィニッシュを覚える

胸が開き過ぎないフィニッシュを覚える

フェース面のコントロールがきっちりできるようになれば、スライスになることはありません。そのためには、むやみに体を回しすぎないことです。ボールをしっかりとつかまえられるタイプの人は、腰は回転しても肩というのはあまり回わらないものです。そのために効果的なのが、フィニッシュの形を覚えることです。下半身、上半身が正しくバランスのとれたフィニッシュを覚えていきましょう。

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胸が10時を向いたままのフィニッシュ

胸が10時を向いたままのフィニッシュ

体や肩が回りすぎない、理想的なフィニッシュを覚える方法が、時計をイメージして、アドレスした状態(ヘッドが12時)からヘッドを10時の位置に動かします。胸も同じ方向を向けてください。そこから胸の向きを変えないまま、クラブを首に巻き付けるようにしてフィニッシュまでもっていく。まずは、このフィニッシュの形を覚えてください。

ヘッドが自然に返って球がつかまる

ヘッドが自然に返って球がつかまる

胸を開きすぎないフィニッシュの形を覚えたら、その形を作れるようなスイングを目指します。ゴールが決まれば、スイングのバランスも自然によくなるものです。また、胸が開かないことで、インパクトでフェースが自然に返り、ボールがしっかりとつかまるようになります。さらに、このフェースの返りによってヘッドが走るので、飛距離アップにも繋がるのです。

【動画】Lesson.32 スライス徹底矯正!その2

自然にフェースターンさせるための体の動きを身につけましょう!

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