Lesson.38 フック・ヒッカケ徹底矯正!その3
2014/12/22
体が止まるとフェースはかぶる
インパクトでフェース面がかぶることでフックのミスは出ます。フェース面がかぶる原因のひとつとして考えられるのが、体の回転が止まってしまうこと。体の回転を止めようと思って止まっている人は、あまりいないと思いますが、ボールに当てたいとか、ミスしたくないと思うと、体の回転は止まりやすくなります。結果、腕の動きが大きくなり、フェース面がかぶってしまうのです。
お尻が前に出ると体は止まる
体が止まってしまう人の典型的な動きとして、ダウンスイングでお尻が前に出てしまうことが挙げられます。右足が前に出る動きと連動して、体が伸び上がってしまう。前傾が崩れれば、体は回転しにくくなるので、手でボールに当てにいくしかなくなるわけです。結果、フェース面が勝手に返る動きにつながり、左へのフックが出てしまうというわけです。前傾角度をいかに崩さないかが、体の回転をスムーズにするポイントになります。
体重移動の方向を見直そう
前傾角度をキープしたまま、スムーズな体の回転を実現するには、体重移動の方向に注意してください。体重移動とは単純に左から右(右打ちの場合)へ移動するだけのものではありません。理想はトップで右足のカカトに乗った体重が、右足ツマ先に移り、ダウンスイングからインパクトにかけて左足ツマ先、最後に左足カカトに移動すること。この斜めに移動する感覚を覚えなければ、スムーズな腰の回転は生まれません。
右足のツマ先から左足カカトに体重を移動
理想的な体重移動の感覚を覚えるのに効果的なドリルが、右足の甲にクラブを乗せて打つ練習法です。クラブのグリップ側を右足の甲に乗せて、ヘッド側を左足のカカト側に置きます。このシャフトの方向を目安に体重を移動させれば、スムーズで理想的な動きになるはずです。フィニッシュでは右足は浮き上がるので、クラブは落ちてしまいますが、それは気にする必要はありません。素振りを繰り返し、慣れてきたら球を実際に打ってみましょう。
【動画】Lesson.38 フック・ヒッカケ撤退矯正!その3
スムーズな体の回転を身につけてフックを克服しましょう!
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
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- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
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