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今回のテーマは「酒は百薬の長されど…」飲酒を楽しむために適量を知る

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「酒は百薬の長されど…」飲酒を楽しむために適量を知る

『酒は百薬の長』という古くからのことわざがあります。適量のお酒はどんな良薬よりも効果がある、という意味ですが、実は『されど万病の元』という続きがあります。飲み過ぎると健康を害する原因にもなる、ということです。

従業員の健康をサポートする健康経営を仕事にする立場からすると、飲酒を楽しむうえで何よりも大切なことは、自分の体質を熟知することです。お酒を飲むことでストレスを発散できたり、趣味のように楽しめたりする人がいれば、一口飲んだだけで酔ってしまうような人もいます。

ゴルフに行くと、ラウンド中や昼食時の飲酒を楽しみにする人も多いようです。私の周りにも、コロナ禍の前にはゴルフ場に到着するなりワインを飲み、昼は生ビール、ラウンド中も缶ビールを飲む人がいました。それでもプレーの速度やスコアは、しらふ時とまったく変わりません。体質的にアルコールが強い人なのだと思います。

逆に付き合い程度にランチでビールを少し飲んだだけで顔が赤くなり、後半のティショットを曲げたり、前半とは別人のようなスイングでミスを重ねたりする人もいます。このような人は体質的にアルコールが弱いため、普段からなるべく飲酒を避けた方が良いと思います。

アルコールは体質的に強い、弱いという2パターンだけではありません。お酒の種類によっても、それぞれの体質による得意、不得意があるようです。

例えばビールはすぐに顔が赤くなり酔っぱらうのに、さらにアルコール度数が高いはずのウイスキーだと酔いにくい人がいます。また白ワインなら飲めるけど、赤ワインはすぐに酔うので苦手という人もいるようです。飲酒を楽しみたい人は、「このお酒は得意(強い)、このお酒は苦手(弱い)」というそれぞれの“適量”を知っておくべきだと思います。

『百薬』から『万病』に転じてしまう前に、お酒に対する体質をしっかりと熟知して、適量を守ることを心掛けましょう。(平井孝幸・健康経営アドバイザー)

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平井孝幸(ひらい・たかゆき) プロフィール

株式会社イブキ代表。東京大学医学部附属病院22世紀医療センター 研究員。15歳でゴルフを始め、3カ月で「75」で回る。慶應義塾大学卒業後、ゴルフ事業で起業。2011年にIT企業に入社。15年から働く人の健康×パフォーマンスアップサポートを開始。2021年、増田哲仁プロとウェルビーイングゴルフプログラム『TenSwing』を開始。近著に「仕事で成果を出し続ける人が最高のコンディションを毎日維持するためにしていること」

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