正しいコックできていますか? 100切り直結“はなね流”3ポイント永嶋花音

正しいコックできていますか? 100切り直結“はなね流”3ポイント永嶋花音
「“かのん”じゃないよ、“はなね”です」

昨年ルーキーイヤーで初Vを果たした花音プロが登場!

今回から女子プロレスキューに登場するのは、昨年ステップアップツアーで初優勝を挙げた永嶋花音(ながしま・はなね)プロ。愛くるしいルックスと明るく元気な性格を持つ、注目度急上昇中の若手選手だ。彼女の経験をベースにした実戦的レッスンで、アベレージゴルファーの悩みをレスキューしてくれる。

「100切りを目指すゴルファー」をレスキュー♪

正しいコックできていますか? 100切り直結“はなね流”3ポイント永嶋花音がレスキュー♪

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【アマチュアゴルファーHさんの悩み】
「目標を100切りに設定してからかれこれ2~3年…。普段から練習量が少ないこともあり、まだまだ壁が超えられません。短時間で効率よくレベルアップするには、どんなことに注意すれば良いですか?」

永嶋花音のレスキュー回答】
月1回ラウンド程度のエンジョイゴルファーの皆さんには、良いときの感覚をキープするのはとても難しいことだと認識しています。ただ、100を切ることを目標に置くなら、コースで少し意識やイメージを変えるだけで、効果が見込めるポイントがあります。今回は、そんな結果に結びつく3つのスイング改善ポイントをご紹介します。

1. コックは横ではなく縦方向

正しいコックできていますか? 100切り直結“はなね流”3ポイント永嶋花音
親指側に手首を折る「撓屈(とうくつ)」が正解

ひとつ目は、手首を折るコッキングの使い方です。アベレージゴルファーの多くの方が勘違いしているのが、横方向に折ってしまう動き。横方向に手首を折るとクラブフェースがシャットになりやすく、インパクトでフェースが極端に閉じて引っかける原因になりやすいです。正解は、手元は常に体の正面をキープしたまま、縦に折る(親指側)動きなので注意しましょう。

2. アドレス時の三角形を崩さない

正しいコックできていますか? 100切り直結“はなね流”3ポイント永嶋花音
三角形キープはアプローチだけではなくスイングの基本

2つ目は、アドレス時の両肩と手を結んだ三角形を崩さないこと。特に始動の際は手首を固定しながら上体を回していき、トップに入る段階で徐々に縦コックが入っていく。そして切り返しからフォローまで、胸と手が等間隔のままスイングを行う意識が重要です。手先でクラブを動かしたり、インパクトで合わせにいく動きを抑え、アベレージゴルファーの多くの皆さんが悩む“手打ち”を防ぐ。スコアを崩す原因となるダフリやトップの防止につながります。

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3. 左右の肩を入れ替える

正しいコックできていますか? 100切り直結“はなね流”3ポイント永嶋花音
体の軸や頭キープではなく 肩の入れ替えというところがミソ!

3つ目のポイントは、切り返し時の左肩の位置にフォローで右肩を入れ替える意識を持つことです。トップやダフリの原因は、ボールを無理に上げようとして体の右サイドが下がってしまうケースが多いです。改善するには、体の軸をキープすることよりも肩の入れ替えイメージがおすすめ。体の中心を意識するよりもシンプルで、スムーズに上体を動かすことにつながりやすいため、再現性アップを見込めます。

【今回のまとめ】複雑にいろいろ悩まず 3つだけを意識しよう

正しいコックできていますか? 100切り直結“はなね流”3ポイント永嶋花音
フィニッシュで3秒間 右足つま先立ちできれば尚よし

コックは横ではなく縦方向。
・アドレス時の三角形を崩さない。
・左右のを入れ替える。

取材協力/鎌ヶ谷カントリークラブ

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永嶋花音(ながしま・はなね) プロフィール

2001年生まれ、東京都出身。6歳から競技を始め、21年プロテストに合格。24年のステップアップツアー「ヤンマーハナサカレディース」でプレーオフを制して初優勝を挙げた。今季はQTランク21位の資格でレギュラーツアーに参戦。得意クラブはパター。目標とする選手は大山志保小祝さくら。特技はピアノ。

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