球筋を安定させるためのナチュラルグリップ(前編)

球筋を安定させるためのナチュラルグリップ(前編)
アドレス時(左)と自然に腕を垂らした状態(右)で左腕の回旋角度に大きな差がある

ナチュラルなグリップができていません

モーションキャプチャーでは、リアルタイムに体の各部の角度を知ることができます。突然のチーピンに悩んでいるということで、今回注目したのは、アドレス時の左腕の回旋量です。つまりどの程度、左腕が捻れているかということ。モーションキャプチャーの数値では、左腕が時計回りに44度回った状態で、グリップしていることが分かりました。

球筋を安定させるためのナチュラルグリップ(前編)
左腕を脱力した状態では、44度も回っていませんね

さて、クラブを持たずに、腕の力を抜いてダランと下げた状態での、左腕の回旋量はどうでしょうか?その数値は29度になっています。インパクトでは、この脱力した状態の角度に戻ろうとします。従って44度回った状態でグリップしているのは回しすぎ。インパクトで自然な角度である29度に戻ろうとフェースが大きくクローズになり、チーピンが出やすくなって当然なのです。ダランと下げた左手首の向きで、そのまま握るのがナチュラルなグリップです。

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