【後編】シャンクに潜むスイングの根本的問題を解決
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シャンクに潜むスイングの根本的問題を解決(前編)
ビデオ分析では問題点が分かりにくいケース
まずは、後方から見てみましょう。シャンクする人の典型は、トップで大きくフェースが開き、外からクラブが下りてくる、いわゆるスライサーです。しかし、高橋さんのトップは一見すると問題なさそうに見えます。左手首が甲側に折れてフェースが開いている感じでもありませんね。
左手首の動きを正確に見るため、今度はモーションキャプチャーを使ってみましょう。左手首のヒンジ角度(手のひら側や甲側に動く角度)のグラフを見てみると、プロとの違いがハッキリわかります。プロ(赤線)はアドレスからハーフダウンまで、ヒンジ角度が手のひら側に折れていきます。一方、高橋さん(黒線)は、ハーフバックからトップに向かって、甲側に大きく戻っていることが分かります。
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