自分のタイプに合った練習でスイングが超シンプルに！

自然な左手の甲の向きのままグリップすることが肝心！

直立して、左腕を脱力したときの、左手の甲の向きを変えずにグリップするのが理想です。これをナチュラルグリップと呼んでいます。インパクトでは、脱力したときの左手の甲の向きに、自然と戻ろうとするからです。Eタイプの石原さんの場合、グリップ時の左手の甲は飛球線方向に向くべきなのですが、Fタイプのように、左手の甲が正面方向を向いています。インパクトで自然な甲の向きに戻った場合、フェースが閉じすぎてしまうのが明らかです。

アドレス時の左足体重が右に移らないままテークバックしています

石原さんがまずすべきことは、自然な左手の甲の向きのままグリップすること。もう一つ言うと、アドレス時、左足に7割以上かかっている体重を、左右5対5の配分に近づけるべきです。これまで、Fタイプのように腰を側屈しながらテークバックしていたことで、左足体重になる癖がついてしまったと思われます。

Eタイプのハーフバックはフェース面が正面を向くように

ハーフバックも要注意。Fタイプでは、ハーフバックでフェースが地面方向に傾き、シャットフェースのキープを意識します。しかし、Eタイプの方は、ハーフバックでフェースが正面を向くように意識してください。過剰なシャットフェースを抑え、腕を積極的にローテーションさせることができます。Eタイプなりのフェースの開閉を使ったスイングへと、スムーズに移行できるはずです。

アドレスでやや左足体重になる癖が残ってはいますが、自分のタイプに合ったグリップやテークバックを意識していくことで、すぐにスイングがしっくりくるようになるはずです。では、今回のレッスンを動画でおさらいしてみましょう。

• ◆このレッスンの模様はYouTube「PRGR CHANNEL」でも公開中！（外部サイト）