【後編】万年スライサーは左手首の使い方が真逆かも!?
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万年スライサーは左手首の使い方が真逆かも!?(前編)
体の開きを抑えるべきか否か
鈴木さんは、体が早く開かないように意識しているとのことですが、サイエンスフィットが過去のデータから導いた、最速上達の結論は、体の回転を積極的に使うことにあります。体が早く開くと、球がつかまらないイメージがありますが、プロのデータでは、インパクトで腰はおよそ50度、胸はおよそ30度開いています。つまり、プロは体の正面で打ってはいないのです。鈴木さんの体の回転はプロのデータと比較しても実に良好です。問題は、左右の腕の位置関係と左手首の使い方だけなのです。
今回、ピンポイントで注目したのは、左手首のヒンジ角度。ヒンジ角度とは、手の甲側や手のひら側に方向に折れる手首の角度です。鈴木さんのデータでは、トップで左手首が甲側に大きく折れていることがわかりました。右手よりも左手が下にあるテークバックでは、このように折れるケースは稀です。しかし右手が下になってしまえば、もはやダウンスイングでスクエアに戻すことが不可能なくらいに、フェースが開いてしまいます。
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
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