かつてオリンピック種目にゴルフがあった。○か×か？ 歴史

【解説】 実際にゴルフがオリンピック競技として採用されていたことがありました。それは１９００年の第２回パリ大会と１９０４年の第３回セントルイス大会でのことです。 １８９６年に開催された第１回アテネ大会では出場選手はすべて男子選手だったのですが、パリ大会では１２人の女子選手が初めて参加しました。そのうちの６人がゴルフの選手だったのです（残りの６人はすべてテニスの選手）。 つまり、オリンピックにおける女子アスリートの草分け的存在が女子ゴルファーだといえることになります。現在、アメリカやイギリスのゴルフ関係者はＩＯＣに積極的に働きかけており、２０１６年の大会ではゴルフ競技の復活が期待されています。