ソックス選びの正攻法
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2011/12/14
まず大きな問題点は、テークバックでヘッドをまっすぐに引いていること。矢野プロのハーフバックと比較すると、いかにヘッドの位置がズレているかが、すぐ分かりますよね。ヘッドをまっすぐ引くというアドバイスをよく耳にしますが、そればかりを意識すると、だんだん過剰になってきて、パターのようにまっすぐ引いてしまうようになります。このように腰まで上げてしまうと…
飛球線に沿って、ヘッドをまっすぐに引こうという意識があると、だんだんとグリップが体から離れてしまいます。手を体から離していかないとまっすぐには引けないですからね。その状態からトップに向かうと、クラブを担ぐような形になり、クロスしてしまいます。このときに、フェースが大きく開いてしまい、ダウンスイングでその開きを戻せなくなります。クラブが長いほど、フェースが戻しにくくなってしまうんです。
矢野プロのトップと比較して見ましょう。注目すべきところは、腕が作る三角形の形です。矢野プロは右肘が真下を向いて、直角三角形になっていますが、石川さんの場合は、右肘が開いて二等辺三角形みたいになっていますよね。この分、クラブが余計に回って、クロスしている状態になっています。しかし、直接トップの形だけを正すのは得策ではないんです。こうなった原因は、すべてその前にあるからです。まずは…
きっと、ヘッドをまっすぐに引いて、まっすぐに降ろすという誤ったスイングのイメージに囚われているのでしょう。スイングは首の付け根の軸を中心に回る円運動です。従って、テークバックでヘッドは徐々にインサイドに入っていくのが自然です。そこで、意識すべきは、ヘッドをいつも体の正面にキープすること。すると、ハーフバックでもグリップと体の距離はアドレスの状態と変わらず、後方から見ると、ヘッドでグリップが隠れる形になります。
脇にタオルなどを挟んだ状態でスイングを重ねることで、クラブを体の正面に保って振る感覚を身につけることができます。まずは、ハーフショットから練習を重ねてください。この腰から腰までのハーフショットで、上半身と腕とクラブが一体となって動く感覚をつかんでください。
ハーフスイングの練習でクラブを体の正面に保つことができたら、次はフルスイング。正しいハーフバックができたら、そこからトップへは右肘をたたむだけです。右脇が締まった状態であれば、トップは矢野プロのように直角三角形に収めることができ、クロスすることもありません。ボールを前腕に挟んだ練習でも、ボールが落とすことなくトップが決まり、ボールを落とすことなくフルスイングできれば完璧です。
「力まないようにとか、手首を柔らかくするなど、自分なりに意識して振っていますが、ドライバーは右に行くことが多くて、悩んでいます。ショートアイアンはそれほど悪くないんですが、クラブが長くなるほど、右に行く度合いが強まる感じですね。まだ、ゴルフを始めて2年。スイングの根本的な改善をしたいです」
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