“淡色”を忍ばせ春仕様
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2012/04/18
距離が短くなり、クラブの振り幅が小さくなると、腰が回りにくくなります。そこで、セットアップであらかじめ腰がしっかりと回る体勢を作ることが、オープンスタンスにする理由です。ところが、ショートアプローチでミスが出る人は、間違ったオープンスタンスになっているケースが多いんです。体全体が開いた状態でセットアップしてしまうので、すくい上げる軌道になってしまうんですね。
間違ったオープンスタンスとは、ただ体が左に向いたセットアップです。オープンにしたスタンスに吊られて、上体もオープンになると、ただ左に向いて立っただけになります。そうなると、ボールの位置は左足寄りになり、ドライバーでアッパブロー&インサイドアウト軌道で振っている人は、もっとすくい上げる軌道が強まってしまいます。下からヘッドが入ればダフりもトップも出ます。逆に上からボールを叩けるセットアップができれば、そうしたミスを、簡単に一掃できますよ!
体全体が開いた状態でボールの位置を決めると、どうしてもボールを左足寄りにセットしてしまいがちです。しかし、ダウンブローでボールを捉えるには、ボールの位置はもっと右足寄りになります。正しいオープンスタンスは、まずスクエアに構えて、ボールをスタンスの中央にセットします。次に、ボールを中心にして体全体を開いてオープンスタンスを作ります。最後に上体をスクエアに戻したところで、グリップを決めます。そうすると、今までよりもかなりボールの位置が右足寄りになっていることに気が付くはずです。
正しいオープンスタンスを覚えたら、ヘッドの最下点よりも手前にボールがセットされることになります。すくい上げる軌道ではなく、上から叩く軌道になるので、ボールの手前で最下点を迎えてダフってしまったり、ヘッドの上がり際でエッジに当たってトップするといったミスと、決別できます。ダウンブローで打てれば、インパクトのライ角も一定するので、距離感が掴みやすくなってきます。
さて、正しいオープンスタンスを覚えたところで、一つ実験してみましょう。同じ距離からサンドウェッジとアプローチウェッジで打ってみてください。サンドウェッジの方が高さを出して止めることはできますが、距離感が合わせにくい感じがするはずです。もちろん、高さを出して止めなければならない場合もありますが、たいていのアプローチは、転がりを想定した低い球の方が、狙いやすいことが分かるはずです。
正しいオープンスタンスを体得すれば、バンカーショットも全然怖くありませんよ。アプローチショットと同様に、オープンにしたスタンスに対して、上体をスクエアに戻した状態でグリップを決めます。このとき、フェースをオープンにせず、スクエアのままで振ってみてください。よほどアゴが高くない限り、意外と簡単に出せるはずです。ボールを必要以上に上げず、アプローチ感覚で打てるので、バンカーショットの距離感も掴みやすくなりますよ。
「アプローチの距離感は、ラウンド毎に変わってしまうし、自分の距離感がなかなか掴めないのが悩ましいところです。それだけでなく、トップやダフりといったミスもあるので、緊張する場面だと、思うように振れなくなってしまうこともあります。自信を持ってショートゲームに臨みたいところですが、ミスにつながる一番の原因は何でしょうか?」
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