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腰は回すのではなく回るもの!
2012/05/23
悪いインサイドアウトはココで分かる
インサイドアウト&アッパーブロー軌道は、第一線で活躍するプロが属するゾーンで、サイエンスフィットもここを目指して指導しています。しかし、アッパーブローが強すぎるのは、悪性のインサイドアウトです。トップの肘の位置からボールまで線を引いたとき、インパクトでその線よりも下からヘッドが入っていれば悪いインサイドアウト軌道。フェースが戻らないままインパクトしたり、逆に急にフェースが返ってしまったりと、不安定になります。
腕が詰まるからヘッドが落ちる
ここで、ヘッドが落ちて下から入ってしまう原因を、順を追って遡ってみましょう。ダウンスイングからインパクトにかけて、ヘッドが落ちてしまうのは、手元が浮いてしまうからです。グリップが浮けば、その先にあるヘッドは落ちるのは当然です。そして、どうして手元が浮いてしまうのかといえば、それは、フォローで腕が詰まって通り道がなくなってしまうからです。腕が詰まるので、手元を浮かせたり、伸び上がったりしないと振り抜けません。
腰が回転していないのでヘッドが落ちる
さらに、どうして腕の通り道がなくなるのかといえば、腰がしっかり回転しておらず、左右にスライドする動きが入ってしまうので、インパクトで腰が回転せず左にスライドする動きが強いと、腕の抜け道が塞がれてしまうんです。説明が長くなりましたが、ヘッドが落ちてしまう根本原因は、結局、腰がきれいに回転していないからなんですね。写真のように、フォローで体がターゲット方向に向くように腰が回っていれば、ヘッドは落ちません。
腰がスライドしにくいアドレスに
まずはアドレス。腰がきれいに回転しやすい姿勢をつくりましょう。ポイントは足の付け根から前傾して、骨盤を寝かさないようにすること。骨盤が寝てしまうと、腰がテークバックやダウンスイングで左右にスライドしやすくなります。骨盤を立たせることで、腰がその場でクルッと回りやすくするのです。
右膝の角度を保ってテークバックで踏ん張る
TeamPRGRの谷原プロによると、腰をどのように回すのか、あまり意識したことがないといいます。腰は回すのではなく、勝手に回ってしまうものだからでしょう。当レッスンで、幾度となく出てくるポイントは、アドレスでの右膝の角度をトップまで保つこと。正しい前傾姿勢を作り、右膝の角度をキープしてテークバックすると、下半身で踏ん張る感じになります。ダウンスイングではそれをただ開放すれば、腰は勝手に回ってしまうのです。
9時-3時のハーフショットで腰の回転を磨く
腰が勝手に回転する感覚をつかむため、まずは9時-3時のハーフスイングで練習を重ねましょう。足の付け根から前傾姿勢を作り、右膝を動かさないようにハーフバック。そして、ハーフバックの踏ん張りを一気に開放するように、3時の位置へ。このとき、胸がターゲット方向に向き、グリップエンドはおへそに向いて、右足が爪先立ちになる形を守ります。踏ん張りを開放して、体を一気に反転させたら、勝手にボールに当たっているような感覚です。
田辺さん プロフィール
「持ち球はドロー系だと思うのですが、調子が悪いと右プッシュとチーピンが繰り返して、なかなかドライバーが安定しません。アイアンのミスとしては引っ掛けることが多いですね。テークバックで右脇が開かないように意識をしていますが、自分ではなかなか問題を解決できません。ドライバーが安定しない根本的な原因を知りたいです」
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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