[PR]涼やかな夏の新作登場
FASHION
【PR】科学の目で自分のスイングを知ろう!サイエンスフィットのスイング診断コース>>
2012/06/06
多くのアベレージゴルファー同様に、真っ先に目に付くところは、アドレスで肩のラインが大きく開いてしまっていることです。クラブが長くなるほど、肩のラインが開きがちになってくるのですが、小貫さんの場合は、特にドライバーで顕著になっています。アイアンショットと同じように振っているつもりでも、肩のラインが大きく開けば、それだけでアウトサイドインの軌道になってしまいますよ。
ドライバーのボールの位置は、左カカト内側の線上くらいと、決めてしまっていませんか?そして、ボールの手前にヘッドをセットして、アドレスを決めると、もうすでに肩のラインは開いてしまいますよね。ボールを基点にして、そこにヘッドを合わせて、という順番でアドレスを作ってしまうと、クラブが長くなるほど、だんだんと肩が開いていくものです。アドレスの作り方が根本的に間違っているんです。では、どうすれば良いでしょうか?
まずは、アイアンでのボールの位置の決め方から覚えましょう。体を真正面に向けて、肩幅くらいにスタンスを取ってください。そして目を閉じて、剣道の中段の構えのように、クラブヘッドを体の正面にしてから、そのまま前傾してポンとヘッドを降ろします。このようにヘッド降ろせば、肩のラインは開くことはありませんよね。そして、ポンとヘッドを地面に付いたところが、ボールの位置。これが、ボールポジションを決めるすべての基本になるので、しっかりと覚えてください。
このようにボールの位置を決めると、ボールの位置はだいたい左カカト内側からボール2個分右になります。クラブが短くなるほど、ボールの位置は右足寄りになってくると思われていますが、実はヘッドをポンと降ろした位置と、左カカトの位置はいつも変わりません。フェアウェイウッドでも、ショートアイアンでもいっしょ。あとは、クラブが短くなるに従って、右足を中央に寄せていくだけ。右寄りになるように見えますが、実は左カカトとボールの位置関係はずっと変わらないのです。
ドライバーのボールの位置も基本は同じです。体の正面にポンとヘッドを降ろしたところが基準。ドライバーでは、そこからボールの位置を、ボール1個分左にずらすだけです。これは、ヘッドの最下点を過ぎた先で、インパクトを迎え、アッパーブローでボールを捉えるようにするためです。ボールの位置を左にずらせば、勝手にアッパーになるので、アッパーに打とうなどと意識せずに、アイアンと同じように振ればいいんです。
何度もいいましょう。ポンと真正面にヘッドを下ろしたところがボールの位置。ドライバーはそこから、ボールを1個分左にずらすだけ。ショートアイアンでは右足を中央に寄せるだけ。これで、右肩が開いたり、ボールの位置がまちまちになったりすることはありません。つまり、左足とポンと降ろしたヘッドの位置関係を変えないことです。慣れてくれば、その位置関係をいつでもキープできるようになり、アドレスの狂いによるミスが激減しますよ!
「オーバースイング気味だったので、コンパクトに振ることを意識していて、アイアンの調子は上々。なのに、ドライバーはスライスばかりで、コンパクトに振っても結果は同じ…。インパクトで伸び上がる癖もあるので、そうした癖が出ないよう意識してはいるのですが、何をやってもドライバーは曲がってしまうんです」
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |