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ヘッドスピードをアップする!!
2012/08/22
右肘が伸びていれば外に上がる
おそらく、テークバックでヘッドをまっすぐに引こうという、間違った意識はないでしょう。しかし、アドレスの時点で、右肘が伸びていると、テークバックで右肘をたたみづらくなり、シャフトプレーンの外へ上がりやすくなるんです。右肘が伸びているアドレスだと、肩のラインが開きやすくなり、スイング軌道が崩れる原因にもなります。。
肩のラインをスクエアにキープ
写真のように右肘が伸びたアドレスでは、どうしても右肩が前に出て、肩のラインが飛球線よりも開きやすくなります。左グリップよりも右グリップの方が体から遠いところを握っているからです。肩のラインを開かないように注意しながら、右グリップを決めましょう。右肘は軽く曲げられて、右腰を指しているような状態にセットすれば、肩のラインが開かず、テークバックでも、スムーズに右肘がたたまれて、外に上がる問題が改善されます。
頭を残すイメージを捨て軸回転をスムーズに
ダウンスイングはとてもうまく戻していますが、テークバックでの軸回転をもう少し改善すれば、もっとミート率が上がってきますよ。女子プロのスイングと比較すると、伊藤さんはテークバックで顔がほとんど動いていないことが分かります。スイング軸のイメージが顔の前面にズレているからです。スイング軸は首筋と背骨のラインにあり、ここを中心がある意識でテークバックすれば、顔は自然に回ります。正面から見ると、正しい軸がキープされていれば、顔は回り、頭半個分くらい、左に動いて見えます。
クラブを2本持ってテークバックの軌道を体感
理想的な軌道で、トップまで上げることができているか、両手に1本ずつクラブを持って、体感してみましょう。2本のクラブをずっと平行に保って、スイングするのがポイントです。これまでのように、ハーフバックで外に上がってしまうと平行が崩れてしまいます。特に、テークバックの8時くらいまでは、クラブ・腕・上体がアドレスの形を保つこと。2本のクラブが平行の状態をキープしてください。
シャフトプレーン上にあがることが理想
注意点としては、テークバックで外に上がるからといって、逆にインサイドに引きすぎてしまわないように。特に、シャフトプレーンよりも下に上がるのは絶対にNG。プロはそれよりもやや上に上がることはあっても、下に外すことはありません。意識的に、インサイドに引くのではなく、アドレスで右肘を伸ばさず、あとはただクラブと腕と上体を一体化してハーフバックすれば、自然とシャフトプレーンに沿って上がるようになります。
ヘッドスピードを上げる練習
以上のレッスンを踏まえた上で、いよいよヘッドスピードを上げる練習です。両足を揃えた状態から右足を後方に引いて、腕の振りだけでスイングします。およそ7割のパワーは腕の振りだけで得られています。この練習法では、腕の振りだけで安定して飛ばせる距離を把握してください。速く振って、フォローでバランスを崩すならNG。バランスを保って振れる範囲が、飛距離のベースになります。フルスイングの前に、5、6球、この練習を組み込めば、バランスを崩さずヘッドスピードを上げて行くことができるはずです。
伊藤さん プロフィール
「このレッスンは2回目になりますが、前回はチーピンの悩みを解決していただきました。お陰で極端な左へのミスはなくなりましたが、ドライバーの願望としては、もう少し飛距離を伸ばしたいことです。できれば、もっと強く振って、速いヘッドスピードでしっかりと芯を喰ったショットができたらいいのですが…」
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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