“淡色”を忍ばせ春仕様
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2012/10/24
フェースの向きが毎回狂ってしまう原因としては、クラブをボールにセットした状態で、グリップを決めてしまうことにあります。特に、ハンドファーストにした状態で、クラブを握りなおすと、フェースがどんどんクローズになりがちです。クラブヘッドを体の正面に上げると、フェースの向きが、いつもまちまちになっていることが分かりますよ。フェースの向きを決め、グリップを定めるポイントは、ボールにクラブをセットする以前に、自分の体の中で完結することが肝心です。
今、グリップしている状態が、オープンなのかクローズなのか。これをチェックする方法が曖昧だと、フェースの向きが毎回バラバラになってしまいます。特に、ハンドファーストにした状態でグリップを決める人は、ハンドファーストの度合いを強めると、開いているように見えますが、実は逆に閉じていることに気づきません。フェースの向きはクラブヘッドを体の正面に上げた状態で、決めることが最も肝心です。グリップもそこで決めて、そこから一切握り直しをしないこと。
体の正面にクラブヘッドを上げた状態で、まずグリップを決めましょう。その状態で、左手の人差し指と中指のナックルが見えるように握ります。この時点で、人差し指のナックルしか見えなければ、ウィークグリップでフェースが開いてしまうことになります。2ナックルが見えるグリップを作ったら、今度は、フェースの向きを調整します。あらかじめ掴まえる形にしたいので、フェースはややクローズになるようにセットします。これでグリップとフェースの向きが決定しますので、そこから絶対に握り替えないこと!
体の正面でグリップとフェースの向きを定めたら、そのまま前傾して、クラブを真っ直ぐ地面に降ろしましょう。ややクローズにグリップしたので、真下にヘッドを降ろしても、ややフェースが閉じていることが分かると思います。あとは、フェースがスクエアになるまで、少しハンドファーストにして、最後にボールにセットします。ハンドファーストにする時に、無意識に握り直してしまう人が多いので、気をつけてください!
ハンドファーストにしながら、フェースをスクエアに戻していくと、左腕とクラブは一直線になり、正面から見た腕とクラブの作る形が小文字の「y」字になります。これで、あらかじめボールを掴まえる形となる「y」字アドレスの完成です。あとは、この形をキープしたまま、上体・腕・クラブを一体にして、前回覚えた正しい軸回転でスイングするだけです。
アイアンでもドライバーでも、セットアップの手順は一緒。体の正面で、グリップとフェースの向きを定めたら、一切握り直さずに、小文字の「y」字にセットするだけ。最初はショートアイアンから始めて、フェアウェイウッド、ドライバーと長いクラブでも同じようにセットして練習しましょう。ただし、長いクラブになると、ボールに当てようとしがちになるので、体の回転が止まらないように要注意。最初は、アイアンやフェアウェイウッドの低いティアップで、体の回転を止めずにインパクトできるように練習してください。
「前回のレッスンで、頭を動かさないという意識が、こんなにも体の自然な回転を妨げていたことに驚きました。正しい軸回転を覚えると、フォローで自然に腕の通り道ができて、気持ちよく振り抜けるようになったと思います。ただ、アドレスでのフェースの向きがが毎回定まっていないような感じもあるので、いつも同じようにセットアップするための方法を知りたい」
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