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インパクトの瞬間のフェース角を見ると、平均11度で開きすぎ。また、ロフト角も20度くらいのときもあって、実際のクラブのロフトよりも大きく寝てしまっています。これでは、特にアイアンは高く上がってしまい、ロフト通りの飛距離が出ませんし、番手の差も出なくなってしまいます。一番の原因は、ハーフバックで正しいレールを外れて、フェースが大きく開いてしまっていることです。テークバックでフェースが開くと、スクエアに戻しにくく、外からクラブを降ろすようになっていきます。
もう一つの問題は、インパクトで体の回転が止まっていること。これだと、右プッシュや引っ掛けが交互に出て、不安定になる場合が多いのですが、現状では開いたフェースをリストを使って、上手く戻しているんですね。しかし、体幹の回転でスイングしていないので、体にも負担がかかるスイングをしているといえます。もっと、スイングをシンプルにすれば飛距離をアップすることができますよ。
手のひらにかかっていた左グリップを改善しているとのことですが、やはり、まだウィーク気味ですね。左グリップは指の付け根で握るようにして、それに慣れてください。手のひらにかかるように握ると、ウィークになり、フェースが開きやすくなります。腕を脱力して垂らすと、左手の甲はターゲット方向を向かず、少し右斜め方向に向くのが自然ですよね。その形のまま握れば、2つのナックルが見える形になり、指の付け根で握る感じになるはずです。
もう一つの、正しいグリップの覚え方は、シャフトを左の腰に沿わせた状態で、握る方法です。こうすると、左腕とシャフトが一直線になり、腕とクラブは小文字の「y」字になりますよね。肩のラインが開かないようにしてグリップすれば、右肘は軽く曲げられた状態になります。このときのグリップの形が、正しいグリップになります。
加藤さんのスイングは、アウトサイドインのアッパー軌道でBゾーンスイングです。Bゾーンの人は一般的に、すくい上げるようなスイングになる傾向があるんです。体幹を十分に回転できておらず、正しい軸回転ができていないんですね。両脇にスイングコレクターを挟んで、9時から3時までのハーフショットを、体の回転だけで打つ練習をしてください。これができると、リストの余計なターンを抑えられ、自然なインサイドアウトのスイングができるようになります。
「y」字のアドレスで、正しくグリップができたら、ハーフバックまでは、腕とクラブがその形のままをキープするようにしてください。腕とクラブは位置関係を変えずに、体幹の回転に従って、そのままいっしょに回すだけです。腕でボールを掴まえようとせずに、体の回転だけを意識してスイングしましょう。次第に、体の回転でボールを掴まえられるようになってきます。
「ドライバーの飛距離にも不満がありますが、特にアイアンは全然飛ばなくて苦手です。方向性は比較的安定しているので、スコアが大きく乱れることはありません。でも、あまりにも飛ばないし、体を痛めることが多いので、体にも負担がかかるスイングをしていると思います。今まで、左グリップを手のひらで握っていたのを、改善しているところですが、それもしっくりしていないので、グリップの基本から教えて欲しい」
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