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フェアウェイウッドのダフり恐怖症を克服!
顔が回らないと体が突っ込みます
まず修正したいのは、頭を動かさないという意識。頭を動かさないようにすると、視界を変えないようにするので、顔が回らなくなります。しかし、スイングの軸は背骨を中心とした背中側にあるので、そこを中心として体を捻じれば、顔も多少回ります。頭の動きをみると、頭半個分くらい右に動くように見えるのが、正しい捻転ができている証拠。体が十分に捻じれていないにも関わらず、ダウンスイングで意識的に体を回そうとすることで、突っ込むような動きが出てきてしまうんです。
顔が回らないと外に上がります
もう一つ、顔を固定してしまう人にありがちなのが、テークバックで外に上がってしまうこと。テークバックの基本は、上体・腕・クラブが一体となって同時に上がること。特に、時計の8時までの位置では、アドレスの形でそのまま上がるだけ。しかし、笠井さんはテークバックで顔が回らないので、上体も十分に回りません。上体が回ればその回転に従って、自然にクラブがインサイドに入ってくるはずですが、腕だけで引いているので、アウトサイドに引きがちになるんです。
アウトサイドインも突っ込むのも原因はいっしょ
ダウンスイングで外から下りるのも、体が突っ込んでダウンブローが強まるのも、実は同じ原因であることが分かると思います。つまり原因は、テークバックで顔が回らず、十分な回転ができていないということにあるんです。まずは、スイングコレクターを両脇に挟んで、9時-3時のスイングを体感してください。クラブヘッドはいつも体の正面に。背骨を中心とした体の回転に伴って、顔も動いていいんです。
グリップエンドと体の距離を保つこと
顔がボールを向いたままテークバックする人は、腕だけで上げるので、グリップエンドがすぐに体から離れて外に上げてしまいがちです。特に、8時までテークバックするまでに、アドレスの状態と上体・腕・クラブのポジションが崩れれば、すでにレールから脱線。安定したスクエアなインパクトに戻すのが非常に困難となります。柔らかい棒をいっしょにグリップしてお腹につけて、少なくとも8時までは、棒がお腹から離れないようにしてください。
フェアウェイウッドで練習
細い棒を使った練習で、徐々にクラブを長くしていきましょう。苦手のフェアウェイウッドでも、ショートアイアンと同じような感覚です。8時までは、上体・腕・クラブが一体となって動き、細い棒は体から離れません。そこまでキープしたら、あとは自然に腕をたたんでフルスイング。意識すべきは8時までです。
8時まで意識すればOK
笠井さんは、とにかく8時までの動きだけを意識してください。そこからの動作は、8時までの動きによって自然に改善されていきます。テークバックでどの位置に引こうとか、ダウンスイングで体をどう回そうとか、一切考えなくて良いです。ただ、8時まで上体・腕・クラブをいっしょに回すことを意識してください。そして、このように箱を置いておくと、ミスすれば箱に当たるのでその意識が高まります。今までの癖が出れば、外からクラブが入るので、すぐに悪い癖が出ていることがわかります。
笠井さん プロフィール
「ドライバーの飛距離が出ないところも直したいですが、飛距離を稼ぎたいフェアウェイウッドに、どうしても苦手意識があるんです。オーバースイングになりがちなので、なるべくコンパクトに振るように気をつけていますが、スイング全体の根本的な問題を知りたいところですね」
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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