黒キャディバッグどう選ぶ?
FASHION
【PR】科学の目で自分のスイングを知ろう!サイエンスフィットのスイング診断コース>>
2013/06/19
多くのアマチュアの場合、ハーフバックでフェースが大きく開くことで、ダウンスイングで戻せなくなり、アウトサイドインの軌道に陥ります。伊藤さんは、ハーフバックで大きくフェースが開くことはありませんが、問題はトップの腕の形。理想は右肘が地面を指して、両腕の作る三角形が直角三角形に見えること。しかし、伊藤さんの場合、右肘の向きが悪く、さらに左手首が甲側に折れていて、直角三角形になっていないですよね。どこを改善すれば良いでしょうか?(右写真は矢野東プロ)
問題個所にクローズアップする前に、右手1本でクラブを持って、ボールを打ってみましょうか。右手1本でしっかり振って真っ直ぐに飛ばそうとすれば、トップでは自然に右肘が真下を向いて、右手のひらが上を向いた形になります。そして、何も意識しなくても、シャフトプレーン上にきれいに下りてくるものです。要はこの右手の自然な動きを生かすことです。
今度は左手を右肘に添えて、右手1本でスイングしてみましょう。左手を添えていますが、振るイメージは、右手1本だけのスイングといっしょです。右手1本で、まっすぐ打つことができれば、左手を添えても同じような感覚で振れますよね。左手で右肘を支えているので、トップでも右肘のポジションが正しく保たれます。この右腕の形やポジションをしっかり覚えてくださいね。では、なぜ両手で握ると同じようにならないのでしょうか?
通常のグリップで、右手の形が崩れる原因となるのは、トップでの左手首の折れにあります。左手首が甲側に折れれば、右肘が浮いて、腕の三角形が崩れます。そして、フェースが開きオーバースイングに・・・。右手1本のスイングドリル、左手を添えたドリルで覚えた、右手の正しい形とポジションを、通常のグリップでも崩さないように意識してください!
前回も、20~30ヤードのアプローチが苦手という方が登場しましたが、問題はスクエアスタンスのままのアドレスにありました。伊藤さんもやはスクエアスタンスのまま立っていますよ。今のアドレスから、もう1アレンジ加えれば、すぐに苦手意識が克服できます。まず、スタンスの中央を中心に体全体を開く。次に、肩をスクエアに戻す。そして、肩のライン方向に腕でストロークするのです。
ショートアプローチの要は、腰の大きな回転を抑える一方で、ショットのように腰を切ったインパクトの感じで振ること。アドレスをアレンジすることは、インパクトで腰を切った形を、あらかじめ作ることなんです。さらに、右足にバランスディスクなどを置いて高くすると、アプローチの感覚がすぐにつかめますよ。アドレスの時点ですでに左足に体重が乗り、テークバックではインサイドに引きにくくなります。あとは腕をストロークするつもりで振れば、自然にダウンブローのインパクトになります。
「ドライバーが安定して、しっかりパーオンできれば、良いスコアで回ることもできますが、このところ、なかなかうまく噛み合いません。ドライバーはフェード系でも、時々出るチーピンも怖くて、自信が持てません。ショートゲームでは短くても60ヤードくらい残れば良いのですが、20~30ヤードの苦手な距離が残るのがとても嫌ですね・・・」
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |