黒キャディバッグどう選ぶ?
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2014/02/05
トップまでにフェースが開いたら、ダウンスイングでは元に戻せないと考えてください。仙石さんのトップをみると、フェースの向きは後方から見て、右上を向いていますよね。一方、女子プロの多くは、フェースがほぼ真上を向き、男子プロでもやや右上方向に傾く程度。明らかに大きくフェースが開いていることが分かります。読者の方も、ビデオで撮影して、トップでのフェースの向きを是非チェックしてみてください。スライスに悩む人は、きっと開いているはずですよ。
さて、インパクトでフェースを開かせないためにどうしたら良いでしょうか?ダウンスイングで振り遅れないように腕を積極的に返せば良いでしょうか?テークバックでフェースが開かないように注意すべきでしょうか?ダウンスイングでは修正できないので、テークバックで開かせないことはもちろん肝心です。しかし、ただちにフェースの開きを修正するためにまず実践して欲しいのは、最初からこのように少しシャットフェースでグリップしておくことなんです。
アドレスするときを、振り返ってみて欲しいのですが、ほとんどの方がクラブをソールして、ボールにクラブヘッドをセットしてから、グリップを決めています。こうすると、左手の甲がターゲット方向に向きやすく、いわゆるウィークグリップになってしまいがち。つまり、そもそもフェースが開いた形でグリップしてしまうんですね。ウィークグリップというのは、左のグリップが不自然な状態になっているのだということを自覚してください。
前傾して、左腕を脱力して垂らしてみてください。そうすると、左手の甲はターゲット方向を向くことはありませんよね。左手の甲はターゲット方向というより、むしろ体の正面方向に向くはずです。ですから、まずは自然な左手の状態で握ることがポイント。そして、なおかつフェースの向きを毎回一定にすることです。特にスライサーの場合は、毎回同じようなシャット具合を保って握ることが最も大切です。
このように、クラブを水平に持って、ボールにセットする前にグリップを決めることを実践してください。クラブを水平にして、左腕を脱力した状態で握れば、自然な形で握ることができます。フェースの向きは、この状態のまま調整します。上体とフェースが平行ならスクエア。上体よりももう少し前に傾ければシャットフェースになります。こうして、自然なグリップでフェースの向きはいつも一定にできます。
今度はアプローチ。テークバックで極端にクラブが外側に上がって、ガツンと打ち込むようなスイングになっていますよ。原因は手だけでクラブを上げているからです。このように前腕にボールを挟んで、胸の回転だけで打つようにしてください。今までは、ヒョイと手で上げて、上から打ち込んで、小手先ですくい上げるようなスイングでしたが、ボールを挟むと腕が使えなくなるので、ヘッドが低く上がり、低く出すような感じになりますよね。この感覚がアプローチの基本です。胸の回転で打つことを覚えれば、フルショットもその延長なので、スイング全体がもっと良くなるはずです。
「ゴルフを始めてから、ずっとスライスに悩んでいますね。高めのスライスが多いし、最近は筋力が低下したせいか、飛ばなくなってきた感じもします。この長年のスライスを克服して、つかまった球が打ちたいんです。フォローでヘッドアップせず、クラブヘッドを真っ直ぐに出すように意識していますが、なかなかボールがつかまってくれません。それと、30ヤードくらいのアプローチが苦手で、シャンクが出てしまうのも直したいですね」
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