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2014/06/04
レッスン前にちょっと実験ですが、当社の「egg1」というドライバーで打ってみてください。なんと260ヤード以上飛びましたよ。これはロフトが7.5度と立っていて、バックスピンを軽減する設計なので、嘉松さんのように4000回転を超える人だと、大きな飛距離アップが見込めます。ですが、本質的なスイングの改善が先。問題はフェースの開きですが、トップでフェースの向きを見ると、体の正面方向を向き、開いていることは明らか。左手首が甲側に折れたりしていないので、そもそもオープンフェースで握っているんです。
まっすぐに立って、腕を脱力すると、左の手のひらは少し内側を向きますよね。この形でグリップするのが理想なんです。しかし、ヘッドをソールしてから握ると、自然な左手の形で握れず、左手の甲が飛球線方向に向きやすくなり、ウィークグリップになりがちなんです。そうなると、すでにグリップの時点で、フェースが開いてしまうんですね。
スライサーの方が、真っ先に実践して欲しいのが、シャットフェースグリップです。まっすぐに立って、クラブを水平に持ち、腕を脱力します。そこで、左グリップを決めると、自然な形で握れます。フェース向きもその状態で決めてしまいます。自分から見て、フェースが12時方向を指していればスクエア。11時くらいでシャットフェース。嘉松さんの場合は、ひとまず12時方向に合わせて、グリップを決めましょう。これで、毎回一定のフェース向きでグリップすることができます。
スライスから脱する鉄則は、シャットフェースグリップを採用することが大前提。オープンフェースで握っている限り、絶対にインサイド・アウトには振れません。なぜなら、とんでもなく右に飛んでしまうからです。シャットフェースグリップにすると、球は左に飛んでフックするようになります。そこで初めて、インサイド・アウトで振る練習に入るのです。ドリルはこのようにボールを3つ置いて、真ん中の球を打つだけ。こうして打てば、インから下ろそうと意識する必要はまったくありません。徐々にそうなるからです。
最後に修正したいのが、体が突っ込んで、フォローで左に流れてしまうこと。これまでアウトサイドイン軌道でつかまえようとしていたので、どうしても突っ込む癖が出てしまいがち。そこで、右足を1歩引いた練習で、スイングをよりブラッシュアップ。突っ込まないように体を止めるのではなく、インパクトまでは左の頬をその場に心持ちキープする感じです。ヘッドが走り、強いドローが出るようになってきます。
グリップを改善し、そのスイングに馴染んでいくと、実は知らないうちに、アドレスがドローヒッターの構えになってくるから不思議です。後方からみると、右肘が伸びず、右肘の内側が上を向いて、適度に曲がった状態になります。そして、左腕が右腕の上に見えるようになります。正面から見ると、左腕とクラブが一直線になり、腕とクラブが小文字の「y」の形になります。教えていないのに、自然にドローヒッターの構えになっていますよ!
「アイアンは調子が良くて、飛距離も出るし自信があるのですが、問題はドライバー。最近、特に飛距離が落ちている感じがするし、方向性も不安定。しっかり当たれば、左に低く出て、こすると右に吹け上がってしまい、全然飛びません。ドライバーの調子によって、スコアが大きく左右されている状態なので、それを何とか改善したいんです!」
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