苦手なロングアイアンを克服したい!
2010/07/01
ロングアイアンのミスが許せない!
「ハンデは10。ベストスコアは77で、あと一歩でシングルプレーヤーというところなのですが、一番の不満はミドルアイアンからロングアイアンのショットで、ダフリとかトップといったミスが出て、これをなんとかしたいんです」(西野氏、ゴルフ歴3年半)
【撮影協力】コナミスポーツクラブ府中
腰が浮き上がるのが気になります
ベスト77というだけあって、安定感のあるスイングだと思いますが、インパクトで腰が浮き上がる癖が気になりますね。自分では腰を回しているつもりだと思いますが、実は、腰が浮き上がって、飛球線方向へ流れているんです。
右膝の動きもNGです
ダウンスイングで右膝が前に出る動きもNG。こういう動きによって、腰がその場で回転せず、左に流れたり、浮き上がったりするんです。これでは、長いアイアンになるほどミスが大きくなりますね。でも、良いドリルがありますから、しっかり覚えてください。
左手で杖のようにクラブを立てる
まず、左手を伸ばして、クラブを杖のようにして立ててください。垂直に立てたら、これが左右に傾いてしまったりしないよう気をつけてください。これがいわば左サイドの壁というイメージです。
右腕をテークバックして…
左腕で、クラブを杖のように立てたら、今度はスイングをイメージしながら、右腕をテークバックします。テークバックの際も、クラブが右に傾いたりしないように注意してください。
振り上げた右腕をフォローまで持って行く
右腕をテークバックしたら、スイングと同じリズムで腰を回しながら、フォローまで右腕を持って行きます。このとき、立てたクラブが左に傾いてしまわないよう、垂直にキープしてください。これがポイントですよ。
腰がその場で回転する感覚
ダウンスイングで右膝が前にでて、腰が右斜め前方や飛球線方向に流れれば、スイングの軌道がブレてきます。この練習を重ねると、腰がその場で回転する感覚がわかり、腰のムダな動きを抑えることができるんです。
ワンポイントレッスンできれいなフォームが実現!
最後まで回りきらずに流れてしまっていた腰が、フィニッシュまでしっかりと回っています。ドライバーからショートアイアンまで、この感覚を意識して、しっかりと腰を回すように心がけてください。シングルプレーヤーはもう目の前ですよ!
勝間田俊夫インストラクター プロフィール
1981年、静岡県御殿場市生まれ。高校から本格的にゴルフを始め、高校3年生時に静岡県高校生ゴルフ選手権で個人優勝。大学進学後も体育会ゴルフ部で主将を任されながら、ゴルフの腕を磨く。現在は、コナミスポーツクラブ府中ゴルフスクールの人気インストラクターとして、数多くのゴルフレッスンを担当。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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