レッスン・練習
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苦手なロングアイアンを克服したい!

ロングアイアンのミスが許せない!

「ハンデは10。ベストスコアは77で、あと一歩でシングルプレーヤーというところなのですが、一番の不満はミドルアイアンからロングアイアンのショットで、ダフリとかトップといったミスが出て、これをなんとかしたいんです」(西野氏、ゴルフ歴3年半)

【撮影協力】コナミスポーツクラブ府中

腰が浮き上がるのが気になります

ベスト77というだけあって、安定感のあるスイングだと思いますが、インパクトで腰が浮き上がる癖が気になりますね。自分では腰を回しているつもりだと思いますが、実は、腰が浮き上がって、飛球線方向へ流れているんです。

右膝の動きもNGです

ダウンスイングで右膝が前に出る動きもNG。こういう動きによって、腰がその場で回転せず、左に流れたり、浮き上がったりするんです。これでは、長いアイアンになるほどミスが大きくなりますね。でも、良いドリルがありますから、しっかり覚えてください。

左手で杖のようにクラブを立てる

まず、左手を伸ばして、クラブを杖のようにして立ててください。垂直に立てたら、これが左右に傾いてしまったりしないよう気をつけてください。これがいわば左サイドの壁というイメージです。

右腕をテークバックして…

左腕で、クラブを杖のように立てたら、今度はスイングをイメージしながら、右腕をテークバックします。テークバックの際も、クラブが右に傾いたりしないように注意してください。

振り上げた右腕をフォローまで持って行く

右腕をテークバックしたら、スイングと同じリズムで腰を回しながら、フォローまで右腕を持って行きます。このとき、立てたクラブが左に傾いてしまわないよう、垂直にキープしてください。これがポイントですよ。

腰がその場で回転する感覚

ダウンスイングで右膝が前にでて、腰が右斜め前方や飛球線方向に流れれば、スイングの軌道がブレてきます。この練習を重ねると、腰がその場で回転する感覚がわかり、腰のムダな動きを抑えることができるんです。

ワンポイントレッスンできれいなフォームが実現!

最後まで回りきらずに流れてしまっていた腰が、フィニッシュまでしっかりと回っています。ドライバーからショートアイアンまで、この感覚を意識して、しっかりと腰を回すように心がけてください。シングルプレーヤーはもう目の前ですよ!

勝間田俊夫インストラクター プロフィール

1981年、静岡県御殿場市生まれ。高校から本格的にゴルフを始め、高校3年生時に静岡県高校生ゴルフ選手権で個人優勝。大学進学後も体育会ゴルフ部で主将を任されながら、ゴルフの腕を磨く。現在は、コナミスポーツクラブ府中ゴルフスクールの人気インストラクターとして、数多くのゴルフレッスンを担当。

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