本間ゴルフらしく、顔、打感にこだわったモデル。前モデルよりもヘッドサイズを大きく見せながら、シャープさを演出。50°、52°はネック周りをシャープにし、トゥ側を高くすることで打ち込めるイメージを、またリーディングエッジからトゥにかけては逃がすことで左に行かないイメージ持たせた。50°、52°には適度なバウンスで丸みのあるラウンド型のソール形状を採用し、刺さりにくい設計に。一方、56°、58°、60°のソール形状はCグラインドを採用。あらゆるライからでも抜けが良く、スピンがかかる。フェース面はミーリング加工を施し、平滑化してボールとの接点面積を広げて、さらにスピン性能を高めた。
あらゆるゴルファーに違和感を与えない、クセがなく美しいフォルム。インパクトでボールがフェースにしっかり乗り、スピンがよくかかる。また、抜けが良く、グリーン周りのあらゆるライに対応する実戦向きのモデル。
上級者
96%
中級者
89%
アベレージ
100%
「構えたときのヘッド形状の美しさやスッキリとしたネック周りは、グッドショットのイメージを持たせてくれる。さすが本間ゴルフのクラブという印象だ。昔からプロや上級者が好む形状のつくり込みは上手だが、それはウッドやアイアンだけでなくウェッジも例外ではないと感じる。インパクトではボールがしっかりフェースに乗っているフィーリングがあり、スピンコントロールがしやすい。操作性も高く、フワッと上げたり、低く打ち出したりといった多彩なアプローチショットができる。特筆すべきはソールの抜けの良さ。打ち込んでもつっかかるイメージがなく、シャープにスイングできる」
「クセがなくて美しく、あらゆるプレーヤーが構えやすいフォルム。そのため、逆に革新性という部分では加点がなかった。また、抜群の抜けの良さが特徴だが、アプローチ巧者のなかには、フェースを開いたときに抜けすぎてしまうと感じる人がいるかもしれない」
「バウンスがしっかり当たってくれて、抜けの良さも感じる。そのため、とにかくフェースに乗っている感覚が味わえ、スピンが強くかかってくれた。気持ちよくアプローチショットが打てるウェッジ」
「ほどよい大きさがあるヘッドだが、トップラインがシャープでふところ感もあり、構えやすい印象を受けた。フェアウェイ、ラフ、バンカー、ベアグラウンドなど、どんなシチュエーションにも対応してくれる」
「シャープで大きすぎない顔が好ましかった。難しい印象もある形状だが、バウンスがしっかり効いて手応えのあるインパクト。スピンがよくかかる。バンカーショットでも抜けがよく、力まずに振り切れた」