ツアープロのフィードバックをロジャー・クリーブランドが形にしたヘッドデザイン。トゥ側を高くし、リーディングエッジはセミストレートを採用している。最新のグルーブテクノロジーにより、ロフト角ごとにスピンを最適化したのも特長。PW、AWで1種類、SWで1種類、ロブウェッジで1種類の設計を施している。キャロウェイ史上、もっとも豊富なラインナップを揃えた「MD3 MILLED ウェッジ」は、「S」、「C」、「W」の3つのソールグラインドを用意。あらゆるショット、ライに対応している。受賞した「W-GRIND」はワイドソール形状で、ダフリのミスに寛容。やさしくアプローチショットが打てる。バンカーからもラクに脱出できる仕様だ。
ソールのつくり込みが非常にうまく、とくにダフったときのミスのカバー力の高さが魅力。スイング幅の小さいグリーン周りのアプローチショットでも距離感を合わせやすく、寄せワンも期待できそう。やわらかい打感にも好感が持てる。
上級者
95%
中級者
87%
アベレージ
89%
「ウェッジはクリーンに打つのではなく、ソールを当てて打つクラブ。キャロウェイはそんな特性をしっかり考慮し、バウンス設計に力を入れている印象。ソールのつくり込みが非常に上手なメーカーだ。このモデルは、打音が消えるくらい打感がやわらかく、球持ちの良いインパクトが味わえる。グリーン周りのアプローチでも繊細なタッチが出しやすい。バウンスが大きめに設定されており、ダフリに強さを発揮する。上から打ち込んでもしっかり抜けてくれる性能も魅力的だ。プレッシャーがかかるシーンで頼りになりそうで、アプローチが苦手な人にも使えるモデルだ」
「伝統的でオーソドックスなヘッドデザインなので、革新性という部分で評価するのは難しいかもしれない。打感のやわらかさが特徴だが、インパクトでもっと手応えを感じたいというゴルファーには、少々物足りなさがあるかもしれない」
「打感のやわらかさが心地良かった。球の高低の打ち分けもしやすく、とくに低く出して止めるアプローチをしやすいのが気に入った」
「バンカーショットをストレスなくラクに打てた。アプローチショットではフェースを開いても、バウンスが跳ねることなく、しっかりとボールを捉えられ、高い球が打てた。抜けの良さも魅力的」
「マイルドな打感なので、打っていて非常に気持ち良かった。ダフってしまったときでも、ソール幅の広さでカバーしてくれる感覚。ミスを恐れずに、思い切りよくアプローチショットが打てた」