スピンコントロールできるよう、考え抜かれたヘッドデザインが特徴。安定してスピンをかけるため、逆テーパーブレードデザインを採用。ブレード上部の厚みを8mmに設定して、高重心設計とした。また、フェースミーリングをレーザーから機械加工に変更したこともスピン性能に寄与している。ソール形状は幅広ローバウンス設計を採用。構えやすさ、抜けの良さをもたらすデザインだ。さらにフェースを開きやすくするため、ソール周囲を研磨しているのも特徴だ。50°、52°、56°、58°のロフトバリエーションを用意。プレーヤーのアプローチスタイルごとに、さまざまなタイプを選択できる。
今回のヤマハRMXシリーズはドライバーやアイアン、フェアウェイウッドの完成度が高いと評判だが、ウェッジも抜群のポテンシャルを持っている。スピン性能、打ちやすさ、ミスへの強さがあり、隠れた名器といってもいい存在。
上級者
95%
中級者
91%
アベレージ
90%
「オードソックスな形状だが、よく見るとフェース厚などが工夫されており、しっかりつくり込まれた印象を受ける。ミスヒットに強く、とくにトゥ側に重量を配分しているため、トゥ側の当たりに抜群の強さを発揮する。トゥ側に重量を配分した影響で、スイングスピードを落として打っても、スイング中にフェースの向きが把握しやすいメリットもある。だから、安定したスイング、インパクトがしやすくなるのだ。ラインを出しやすいのも特徴。距離感が難しい30〜40ヤードの、コントロールしたアプローチショットも容易に打つことができた。ヤマハにはウェッジのイメージがあまりなかったが、名器といえるポテンシャルの高さがある」
「打ってみると機能面に優れているモデルと気づくが、見た目の印象だけでは機能の高さを感じることができなかった。今回のヤマハRMXシリーズはどのモデルも完成度が高いが、ウェッジの認知度はまだまだ低いのが現状。性能は高いので、もっと多くの人に知ってもらいたい」
「フェース面積が大きすぎず、他のクラブとの流れのイメージが合いやすい。ヒール側にバウンスがあり、打ちやすさを感じた。スピン性能、コントロール性も高く、優等生ウェッジという印象」
「ミスヒットに強く、少しトゥ側でヒットしてしまった場合でも距離がバラつかず、イメージ通りに打つことができた。しっかりとボールをつかまえることができ、スピンのかかり具合も抜群」
「トゥ側に重さがある形状で振りにくそうな印象があったが、実際に打ってみるとしっかりとフェースにボールが乗って、手応えのあるインパクトができた。ヤマハのウェッジは初めて打ったが、性能の高さにビックリ!」