「SM6」は、ロフト角別3段階の最適重心設計を採用し、正確な距離感とフライトコントロールを可能にしたシリーズ。また、溝と溝との間には精密加工パラレルミーリングを施し、溝には、優れたスピンコントロール性能をもたらす新設計TX4グルーブを採用している。46°〜54°はやや深く、幅の狭い溝とした一方、56°〜62°は幅が広めの溝にしている。豊富なロフト角、ソールバリエーションが揃う「SM6」シリーズのなかでも、今回受賞した「K GRIND」は、ソール幅が広く、丸みを帯びているのが特徴。丸みのあるソールのため、バンカーショットのほか、さまざまなショットに対応してくれる。
見た目はプロや上級者が好む形状だが、打ってみるとやさしさを感じる。ミスへの寛容性が高い。通常のアプローチショットはもちろん、バンカーショットなどあらゆるシーンに対応してくれるウェッジ。
上級者
96%
中級者
88%
アベレージ
93%
「ヘッド形状はオーソドックスで、どんなゴルファーでも違和感なく構えやすいモデル。ソール幅が広く、ダフリ気味に打ったときでもしっかりとインパクトでき、距離感を合わせやすい印象を受けた。インパクト時は分厚い当たりを感じることができ、手応えが良い。フェースを開いて打ってみると、バウンスがしっかり当たるフィーリングがあり、バンカーショットもやさしく、高さ、距離をコントロールして打つことができる。特別なシーンだけに性能の高さを発揮するのではなく、普通に打ってもよし、開いて打ってもよし。あらゆるシチュエーションに対応してくれる」
「ボーケイといえば、完成度の高いウェッジを長年つくり出しているブランド。プロアマ問わず、ファンが多いウェッジ。今回のモデルも性能の高さを感じたものの、いままでのモデルとの明らかな違いは感じられなかった」
「フルショットからグリーン周りの小さなアプローチショットまで、能力の高さ、操作性の高さを感じた。ロフトの大きいウェッジでも10ヤード以内のアプローチを安定して打つことができた」
「ソールの抜けがよく、安心してアプローチショットが打てた。フワッと浮かせたり、ピッチ・エンド・ランを打ったりと、いろいろなアプローチができるのも魅力的。コントロールしやすいモデル」
「アドレスしたときの顔の印象が非常に良かった。オーソドックスな形状で、まさにウェッジの王道といった感じ。難しそうな印象も受けるが、ソールが広く、バンカーショットもやさしく打てた」