フィル・ミケルソンが監修したモデル。従来のウェッジでロブショットをする場合、フェースを開いて高くボールを上げることは比較的容易にできるが、同時にボールにスピンを与えるには、インパクトでヘッドスピードを上げて振り抜くという高度なテクニックが必要だ。そこで、トゥ側のフェースを高く設定し、かつトゥ端ギリギリまでスコアラインを配置。これにより、フェースを開いてロブショットする際にも、ボールとフェースの接地時間が長くなり、バックスピンがかかりやすく、スピンコントロールがしやすくなっている。また、ソール背面に4つのホールを設け、やや高めの重心設計に。バックスピン性能を高めている。
ロブショットを多用するゴルファーにとって、最高の構えやすさ、振りやすさのあるモデル。フェースを開いてインパクトしても、しっかりとボールがつかまってくれる。ロブショットにありがちな、いわゆる「下くぐり」や「ポッコン」のミスにも強く、安心して振り抜ける。
上級者
96%
中級者
83%
アベレージ
91%
「フェースを開いたアプローチショットを多用する人には、抜群の相性の良さを誇るモデルといえる。つかまりが良く、ポッコンやダルマ落としなどのミスが出にくい印象を受けた。ゴルフクラブは視覚から入ってくる情報がゴルファーの印象を左右し、それがスイングにも大きな影響を及ぼす。トゥ側上部の面積が大きく、フェース面ぎりぎりまでスコアラインが設けてあることで、フェースを開いてロブショットを打つ際に、『しっかりフェースに乗ってくれそう』、『スピンがかかってくれるだろう』という安心感を与える」
「フェースを開いて使いやすいヘッド形状なので、真っ直ぐ構えてアプローチショットを打ちたいというゴルファーにはお勧めできない。すべてのゴルファーをターゲットに開発されているわけではないので、自分のアプローチスタイルを考慮したうえで選んでもらいたいウェッジ」
「フェースを開いて打つときは、ヘッドがボールの下をくぐってしまったり、ポッコンしたりするミスが懸念されますが、このモデルはしっかりとフェースにボールが乗ってくれる。フェースを開いて使うタイプには最高のモデル」
「最初は違和感があったが、打ってみるとすぐに慣れた。ロブショット時の構えやすさ、打ちやすさはナンバー1! 球をフワッと上げるだけでなく、抑えて止めるなどのコントロール性も高かった」
「フェースを開いて打つのが苦手だったが、このウェッジはミスなくフワッと上げるボールが打てた。いわゆる『出っ歯』のウェッジで、スコアラインが多いので、ボールをやさしく拾えるイメージ、スピンがかかるイメージを持つことができた」