GDO社員3人（シューズマニア室井、バイヤー塩田、編集部員柴田）が新作ゴルフシューズを試し履きする企画の2022年・秋冬モデル編。今回は、フットジョイの「トラディションズ」を試し履きした。

シューズマニア室井「新カテゴリー誕生の予感」

GDO室井の評価は？

私の記憶にあるクラシックデザインのゴルフシューズは「重い」が基本。今作は、手に取った瞬間に見た目と軽さ（320g／27㎝片足）のギャップに“インパクトズドーン”って感じで、履く前から思わず笑っちゃいました。持って軽いんですから履いても当然軽いわけで…しばらくは違和感を覚えるほどの軽さです。

フットジョイ トラディションズ 歩行

サイズ感は若干、甲が低めで、指周りの余裕はそれほど大きくありません。クッション性はまずまずで、柔らか過ぎないのがこのシューズに合っている感じがします。プラスして、高めでワイドに広がったアウトソールがスイング時もしっかり耐えてくれ、安定感と安心感があります。

フットジョイ トラディションズ ショット

アッパー素材は柔らかく、足の曲がり（フィニッシュ時の後ろ足など）にもしっかりついて来てくれます。デザイン性を重視しつつも圧倒的な軽さと適度な柔らかさに、「新カテゴリー誕生」の予感がします。ラウンドに向けて秋冬のニット選びが楽しくなる一足ではないでしょうか。（室井）

シューズマニア室井が1分動画で解説

バイヤー塩田「思わず軽い！」

GDO塩田の評価は？

昨今はクラシックタイプのゴルフシューズは流行ではないですが、履いてみるとやはりカッコいいと感じます。主流の軽量のカジュアル系に慣れてしまい、オーソドックスなクラシックシューズは重く感じがちですが、このシューズは非常に軽い。思わず「軽い！」と言葉を漏らしてしまったほどです。

フットジョイ トラディションズ ラフ

中はそこまで広くはなく、トゥ側は少し狭めの印象。サイズはいつも通りか、ワンサイズ小さめがお勧めです。クラシックシューズの基本ですが、アッパーはやや硬めなので、最近のカジュアル系に慣れている方は一度履いてみることをお勧めします。

フットジョイ トラディションズ グリーン

同ブランドの「ドライジョイズプレミアシリーズ」ほどガッチリしすぎず、軽いシューズをお求めの方にとっては間違いのない一足でしょう。個人的には、今後のスパイクレスタイプの展開にも期待したいです。（塩田）

編集部員柴田「長く歩いても本当にラク」

GDO柴田の評価は？

トラディショナルなウイングチップデザインのゴルフシューズには憧れるけど、重くて硬いのは嫌だな…という方はぜひお試しいただきたい一足。今回履いた爽やかで清潔感のあるホワイトのほかに、マットな質感がクールで大人な印象のブラックがラインアップされています。ヒール部分に施されたテープやレースホール部分のメタル素材などにこだわりを感じます。

フットジョイ トラディションズ 屈曲性

幅はW(EEE相当)とあってやや広め。細身の私は履き口周りに指が数本入る程度の隙間が空くので、厚めのソックスを履いて対処したいところです。土踏まずの盛り上がりも割と低めなので、適度な隙間が空くものの許容範囲。レース（紐）タイプですが、丁寧に締め上げることで甲部分のフィット感を得られます。

フットジョイ トラディションズ 軽快感

アウトソールはしっかりと厚みがありますが、軽量でしなやかな素材を採用しているため、いわゆるビジネス革靴のような感じでは全くありません。ミッドソールも優秀。クッション性に長けていて鋲の突き上げも感じないので、長く歩いても本当にラクでした。（柴田）

フットジョイ「トラディションズ」をGDOショップで見る

フットジョイ Foot Joy
￥17,600(税込)

撮影協力：太平洋クラブ八千代コース

【アクセス】 東関東自動車道/千葉北IC 10 km
【住所】千葉県八千代市米本2834

商品スペック＆フォトギャラリー

●締め付けタイプ＝紐タイプ
●鋲タイプ＝ソフトスパイク(FT3.0)
●素材＝防水人工皮革
●サイズ＝24.5～27.5cm（0.5cm刻み）
●幅＝W(EEE相当)