ダンロップ スリクソンGiE ドライバー
打ってみると?
試打クラブは10.5度の純正Rシャフトと9.5度の純正Sシャフト。長さはどちらも45.5インチとやや長め(ヒールエンド法計測)。クラブ重量はRが 291.3gでバランスがD0。Sが297.9gでバランスがD2。硬さの目安となる振動数はRが230cpmでSが258cpm。RとSとも手元がしっかしりした先中調子。
振動数の違い通り、Rは軟らかめで、Sは手元側がかなりしっかりしている。リアルロフトを計測すると・・・10.5度表示はリアルロフトが約13度でフェース向きは+1.5度。9.5度表示はリアルロフトが約11度でフェース向きが+0.75度。どちらもアドレスするとフェースが左を向いている。
まずはソフトスペックの10.5度Rから打ってみた。ゼクシオみたいに爽快な金属音とともにボールがグングン上がっていく。インパクトの感触が手に耳に心地良い。見た目通りボールが高く上がるドライバーで、キャリーを安定して出しやすい。球筋は軽いドロー弾道。ダウンからインパクトにかけてヘッドがターンしやすい。フックフェース、アップライトなライ角度に加え、重心アングルを大きく設定することで、捕まりやすくなっている。
スピン量は多すぎず少なすぎず。フェースセンターで捕らえると2800~3000回転。フェースのややトウ寄り上側で捕らえると、2400回転となってキャリーとランが稼げた。
そして印象に残ったのが弾道安定性。わざと芯を外して捕らえてもヘッドがブレにくく、左右の曲がりも少ない。どこに当たっても真っ直ぐ飛ぶわけではないが、ミスヒットしても曲がりが少ない。とにかくクラブでOBを減らしたい人には、お金(クラブ)でスコアが買えるドライバーだ。
9.5度のSに持ち替えても印象は変わらず。見た目よりもボールが上がりやすく、直進性のいい球が打てる。R同様、Sも長尺効果でヘッドスピードを上げやすい。Rに比べるとSはシャフトの手元側が硬いが、中間から先端はこちらもソフト。先のしなりが大きいので叩くとボールが吹き上がりやすい。Sもクラブ重量が軽いのでハードヒッター向きではないが、硬めのシャフトでしっかり叩きたい人と相性が良さそうだ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー