ブリヂストン
弾道が打ち分けられる万能ドライバー
発売日:2008/11/12 オープンプライス
体積は445cc。ヘッド形状は洋ナシと丸型の中間といったところ。クセが無く構えやすい。>>拡大写真
体積は445cc。あえて460ccにこだわらずに設計したらしいが、構えると実際のサイズよりも一回り以上大きく感じる。フェースが薄べったく(実測、約53ミリ)、投影面積が非常に大きいからだ。X-DRIVEと言えば、プロ、上級者向けの中でも「ハード」なイメージが強かったが、今回はガラッとイメージチェンジ。「やさしさ」を強くアピールする形状で、アベレージ向けドライバーと勘違いしそうなぐらいである。
ヘッド形状洋なしと砲弾型の中間。クラウン部分はトウ側にややボリューム感がある。捕まりを重視するよりも、左のミスを嫌うフッカーが構えやすく感じるデザインだ。重心アングルを計測してみると21度。スペック的にも、ヘッドの返りやすさを求めていないのが窺える。
ただし、上級者向けあってフェースの向きはビシッとスクエア。リアルロフトの設定もアベレージ向けドライバーに比べると控えめ。9.5度表示でリアルロフトが10.5度。
シャローフェースなこともあって、アドレスした印象ではかなりボールが上がりやすく感じる。そして大きさをアピールしたヘッドに「手強さ」は微塵もない。上級者には物足りない感じがするが・・・実際はどうなのか? じっくりテストしてみよう。