自分に合ったスペックは？

ヘッドスピードを42m/sに落として計測開始（9度、フレックスS）。打ち出し角17.5度、バックスピン量2800回転台と、高打ち出し、低スピンの弾道となった

リアルロフトは10度がやや多めで、9度はやや少なめ。ボールが上がりづらい人は迷わず10度がお勧めだ。シャフトは今どきのドライバーの中ではかなり軟らかめのセッティングで、硬さによって重さが10グラムずつ異なるセッティング。

Rは硬さ、重さを考えると、かなり非力な人、そして女性にも扱いやすいスペック。トルクも多めの設定なので、スイング中のしなり感も大きい。ヘッドスピードのストライクゾーンは34～38m／s。Sシャフトは40～43m／sぐらい。SRの設定もある。

シャフトにしっかり感を求める人は、普段よりも1～2フレックス硬めのモノを選んだ方が、タイミングが取りやすいし、しっかり振り切れる。ヘッドはともかく、シャフトはかなり非力なゴルファーを意識したチューニングがなされているので、ヘッドスピードが43m／s以下の人が使った方が、「やさしさ」「飛距離」「安定感」を得やすいドライバーだ。