クルーズゴルフ
金槌のイメージで叩けるドライバー
発売日:2009/04 参考価格: 81,900円
ヘッド形状は丸形で、ヒール側の膨らみがやや大きい。アドレスしてみてまず目に入るのがフェースプログレッション(以下、FP)の大きさ。最近のドライバーはFPが小さめなのが多いが、このドライバーはとにかくFPが大きいのが特徴。出っ歯のSWと同じで、フェースがシャフトよりもかなり前にはみ出している。名前の通りハンマー(金槌)を強くイメージさせてくれる。かなり独特なデザインだが、構えるとFPが大きい分だけ高弾道をイメージしやすい。また、メーカーの意図通り、シャフトと重心位置とのギャップが少ないことが外観から伝わってくる。
フェースの面取りはヒール側にオフセットされており、ヘッド体積(460CC)の割には小顔。そしてインセットホーゼル。重心距離が長くならないような配慮も強く感じる。フェースの厚みは約55ミリ。厚過ぎず、薄過ぎず。対してバックフェース側はかなり薄べったい。典型的なシャローバックだ。
ソールのデザインもオリジナリティにあふれ、フェース面からバックフェースにかけて6本のリブが入っている。ロゴはシンプルだが、目を引く力強いデザインである。デカヘッドでFPがここまで大きいドライバーを打つのは初めての経験。どんな球筋が出るのか大いに楽しみだ。