クルーズ HAMMER ドライバー
クラブを計測してみると?
スペックは10.5度(R)と9度(S)とではガラッと異なる。前者は長めの設定で、クラブ重量が軽め。長尺効果で飛距離アップを狙っている。後者は通常の長さで重さは、アベレージ向けにしてはやや重め。
ヘッドスペックは10.5度のフェースアングルは+0.75度でリアルロフトが12.75度。上がりやすさ、捕まりやすさを意識しているようだ。対して、9度はフェースアングルが-0.5度でリアルロフトが10.25度。こちらはスライサーよりもフッカーを意識したスペックだ。ライ角度は実測60度前後と、今時のドライバーの平均的な数値。重心アングルは22.5~23度と、こちらも平均的な数値。ヘッドがシャープに返る感じがしないのは、重心距離がそれほど短くないのが影響しているのかも知れない。
シャフトについては、50g前後のHAMMER 5(R)は切り返しで手元側が大きくしなる。トルクも大きめ。特に手元側はねじれを感じやすく仕上がっており、いわゆる遊びが大きいシャフトだ。タメがほどけやすいアベレージゴルファーでもヘッドの重みを感じやすく、シャフトのしなり戻りも使っていける。ヘッドスピードが遅い方がシャフトの挙動が安定するし、タイミングも取りやすい。他方、60g前後のHAMMER 6(S)は手元側がしっかりしているし、トルクも大きくない。ゆったり振ってもいいし、叩きにいっても挙動が安定している。
長さはシャフトで異なり、HAMMER 5(R)が45.75インチ。クラブ重量は293.8グラム。HAMMER 6(S)が309.8グラムで45インチ。HAMMER 5(R)は45インチ換算にすると300グラムの感じになる。HAMMER 5(R)シャフトは35~50歳台で平均的なパワーの持ち主、HAMMER 6(S)は30~40歳台の平均的なパワーの持ち主、60g前後のシャフトを求める人にちょうどいい重さだ。
クラブ測定データ
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
---|---|---|---|---|---|---|
10.5 | 12.75 | 60.5 | +0.75 | 45.75 | 228 | |
HAMMER 5 | 10.5 | 12.75 | 60.5 | +0.75 | 45.75 | 228 |
9 | 10.25 | 61 | -0.5 | 45 | 250 | |
HAMMER 6 | 9 | 10.25 | 61 | -0.5 | 45 | 250 |
レッスンカテゴリー
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