クラブを計測してみると？

ネック部分がシルバーからブラックに変わり、すっきりと構えられる

ノーマルポジションだとフェース角は±0度と完全にスクエアフェース。ライ角度はノーマルポジション（アップライト）だと63.25度と超アップライト。フラット方向に調整した時でも59.5度と、それなりにアップライトになっている。

ライ角は捕まり重視のスペックだが、重心アングルは19度。これは市販ドライバーの中ではかなり小さめだ。この数値から重心距離が長め、そして重心深度が浅めなのことが窺い知ることができる。

純正シャフト「ツアーAD VR511D」については、手元側～中間部分が軟らかく、先端側やや硬めのシャフト。トルクは適度にあるタイプだ。切り返しでは手元側がしなってヘッドの重みを感じやすく（タイミングが取りやすく）、ダウンからインパクトにかけてはややスローにしなり戻る。しなり量が多めなので、ハードヒッターよりもスインガーの方が相性が良さそうだ。

長さは実測値で45.25インチ。クラブ重量はS（VR511D）で308.9グラム。45インチ換算すると310～312gの仕上がり。バランスはD2。20～50歳ぐらいで、体力が平均、もしくは平均を上回る男性にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ