ロイヤルコレクション BBD 106V フォージド ドライバー
打ってみると?(弾道は)
試打クラブはロフト9.5度。シャフトは標準装着のランバックスRCの60S。フェースはスクエア感が非常に強く方向性を出しやすい。リアルロフトはかなり少なめだ。シャフトはロイコレオリジナルだが、硬めの仕上がり。ワッグルすると手元から中間が硬く、先端側が少ししなる。硬さの目安となる振動数は259cpm。長さはメーカー発表値だと45.5インチだがヒールエンド法での実測は44.75インチ。総重量は310.3gでバランスはD0.5となっている。
アイアンで入念にウォームアップしてから、106Vフォージドを打ってみると・・・「スパーン」とやや静かな金属音。105Vと比較すると、音がやや静かになり、吸い付くような手応えだ。球離れはやや遅めで弾道をコントロールしやすい。
ヘッドスピード46m/sぐらいで弾道計測すると、打ち出し角度は9~10度。いつもよりも明らかに弾道が低い。それもそのはず、リアルロフトを計測してみると7.75度と非常に少ないのだ。リアルロフトが少ないためにスピンも少なめ。いい感じで捉えると2000~2500回転。ボクのパワーだと吹き上がる気配は皆無。打ち出し角が低くてスピンが少ないので、キャリーが出づらく、その分だけランが多い弾道になった。高めの弾道を打つには、普段よりも少しティアップを高くする必要があるドライバーである。
操作性は極めてニュートラル。真っ直ぐ打てばストレート弾道。インから少しあおるとフック。そしてアウトサイド・イン軌道でカットに振れば強めのスライス。重心距離が短いのだろう。マニュアル感覚で球筋を操れるドライバーである。
標準装着のフジクラ ランバックス RCは切り返しでしなりが少なめ。中間部分が硬めの弾き系だ。ダウンでタメがキープできていると、インパクトゾーンでのしなり戻りが鋭い。タイミングの取りやすさよりも、ヘッドの加速感が高いシャフトだ。
ヘッドもシャフトも市販モデルの中ではかなりハードだ。ボールを高く上げることよりも、とにかく抑えた弾道、とにかく低スピンが打ちやすく仕上がっている。ドロー、フェードの打ち分けもやさしい。非力なゴルファーには手強い反面、吹き上がって飛距離をロスしているハードヒッターが使えば、やさしく飛距離を稼げるドライバーである。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー