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ヤマハ インプレス RMX 01 ドライバー(ヘッド単品)

打ってみると?(弾道は)

試打クラブはロフト9.5度。シャフトは標準装着のS(TMX-514D)。フジクラ製でスピーダーのロゴが大きく入る。9.5度表示でリアルロフトは8.75度。フェースアングルは±0度。フェースはシャローだがロフトが少ない。球の上がりやすさよりも、ライナー弾道で低い弾道をイメージしやすい顔付きに仕上がっている。

シャフトはやや軽くて先のしなりを感じやすい。ワッグルすると手元が少ししなり、先端側が大きめにしなる。硬さの目安となる振動数は247cpm。クラブ重量は301.7gでバランスはD0.5。長さはメーカー値が45.5インチで実測値とも45.75インチ(※60度法による計測)。

アイアンでウォームアップしてから打ってみると・・・ヤマハらしい弾き感のある金属音とともにボールは低弾道で「前に前に」飛んでいく。見た目通り重心が浅くて低い。ロフトの少なさもあいまって、明らかに低スピン弾道。ボール初速が早いライナー弾道で飛んでいく。非力な人にはボールが上がりづらい怖さもあるが、パワーヒッターが使えば、キャリーとランでも飛距離を稼げる。

ヘッドの挙動は捕まり重視。スクエアフェースだがヘッドが返りやすいのでドローが打ちやすい。操作性も高いので球筋も打ち分けやすく仕上がっている(ノーマルポジションの場合)。

ヘッドスピードを46m/sぐらいに上げても吹き上がる気配なし。フェース中央よりもほんの少し上で捕らえると打出し角が11~12度で、スピン量は2200~2600回転。風に強くて飛ぶ弾道がオートマチックに打てる。それでいて初代RMXに比べるとヘッドの挙動が安定している。浅い重心だが、前作に比べると浅さの度合いが少し減っているのだろう。

純正Sはダブルキックシャフトだが、これまでのヤマハのシャフトに比べると、手元側の剛性感が高い。そして先端側のしなり戻りが鋭くなっている。インパクトゾーンでヘッドの走り感を味わえるシャフトだ。

初代RMX同様、ヘッドは重心が浅めで強い弾道が打ちやすい。個体差はあると思うが、RMX01のロフト9度に関しては、低めの弾道でキャリーとランで飛距離を稼げるドライバーである。

クラブを計測してみると?

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