構えてみると？

460ccだが小ぶりに見えるヘッド形状。フェース角はアスリート向けらしく-2度（※ノーマルポジション時）とオープンだ。

キャロウェイのビッグバーサ アルファ の2代目となるのが『ビッグバーサ アルファ 815シリーズ』。今回はモデルが2つラインアップされ、今回試打するのはヘッドがやや小ぶりに見える『ビッグバーサ アルファ 815 ダブルダイヤモンド ドライバー』。前作同様、プロ、アスリート向けのモデルであるが、『815 ダブルダイヤモンド』はよりツアープレーヤーを意識したモデル。815同様、体積が460CCだが投影面積が小さい。ディープフェースで塊感が強く、815よりも一回り小さく感じる。フェースの厚みは60mm。やさしさよりもシャープさを強くアピールしているデザインだ。

そして、ヘッドの中央内部には棒状のウエイト、“グラビティーコア”が入っている。815ダブルダイヤモンドには815よりも5mm長い“グラビティーコア”が採用されており、上下の重心位置をより調整できる。これにより約400回転のスピン量が調整できるとメーカー側はコメントしている。

加えて、ヘッドのトウ側とヒール側にはウエイトビスが配され（1gと5g）、重心距離を調整できる。シャフトは脱着式で先端のホーゼルリングの向きを変えることでロフト角、フェース向き、ライ角が調整可能。前作同様、調整機能が満載だ。

815に比べると、815ダブルダイヤモンドはフェースが分厚く迫力満点。いかにも強弾道が打てそうなドライバーだが、果たして実際の性能はどうなのか？イメージ通りスピンが少ない強い弾道が打ちやすいかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。